アクセルマーク、第1四半期(10~12月)は売上高14%減、2400万円の営業赤字を計上 広告事業を軸とした事業構造の転換やコスト抑制施策は完了

アクセルマーク<3624>は、2月12日、2021年9月期の第1四半期(10~12月)の決算(非連結)を発表、前事業年度より進めてきた広告事業を軸とした事業構造の転換やコスト抑制施策を完了し、広告事業は堅調に推移したものの、その費用の計上などもあり、営業赤字を計上した。

なお、経常損益以降には、仮想通貨相場の変動により、同社が保有する仮想通貨および仮想通貨建債務などにかかる仮想通貨評価益800万円を営業外収益として計上したことが影響している。

売上高6億3200万円(前年同期比14.1%減)
営業損益2400万円の赤字(前年同期2億4900万円の赤字)
経常損益1300万円の赤字(前年同期2億5200万円の赤字)
最終損益1300万円の赤字(前年同期4億4800万円の赤字)
 

各セグメントの状況は以下のとおり。

①広告事業…売上高6億2500万円、セグメント利益1900万円
アドネットワーク「ADroute」および運用代行サービス「トレーディングデスク」がコロナ禍におけるインターネット広告需要を取り込み伸長した。また、今冬より積雪深自動モニタリングシステム「YUKIMI」の商用サービスを開始した。

②その他事業…売上高600万円、セグメント損益500万円の赤字。
「コントラクトサーヴァント-CARD GAME-」は、リリース1周年を迎え、ゲーム内でキャンペーンを実施した。

なお、2021年9月期通期の予想は、従来予想から変更なく、以下のとおり。

売上高25億2500万円(前期比0.6%増)
営業利益1000万円(黒字転換)
 
アクセルマーク株式会社
http://www.axelmark.co.jp/

会社情報

会社名
アクセルマーク株式会社
設立
1994年3月
代表者
代表取締役社長 松川 裕史
決算期
9月
直近業績
売上高21億4400万円、営業損益9800万円の赤字、経常損益1億円の赤字、最終損益1億200万円の赤字(2023年9月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3624
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