20年11月の世界モバイルゲーム売上ランキング、『原神』が3位に後退 『パズドラ』が鬼滅コラボで大躍進!【Sensor Tower調査】


米国の調査会社Sensor Towerは、12月8日付けのレポート「Top Grossing Mobile Games Worldwide for November 2020」で、2020年11月のモバイルゲームの売上トップが、テンセントの『Honor of Kings』になったことを明らかにした。

 先月はmiHoYoの『原神』がトップに立っていたが、再び『Honor of Kings』がその位置を取り戻した。『Honor of Kings』の11月の売上は2億3050万ドル(約240億円)となった。売上の96.4%は中国によるものだという。

2位には『PUBG Mobile』がランクインした。売上はおよそ1億7380万ドル(約181億円)。売上の約54.2%は中国ローカライズである『Game For Peace』となっている。2位に11.5%で米国からとなる。

そしてmiHoYoの『原神』は、11月に1億4300万ドル(約148億円)の売り上げたものの、3位に後退している。売上の多くは日本からによるもので、その額は3800万ドル(約39億円で、売上の約26%)となっている。中国は3630万ドル(約37億円で売上の25.4%)で日本での収益に抜かれた状況だ。

なお11月の売上ランキングでは、日本のタイトルとしてガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>は、『パズル&ドラゴンズ』がランクインしている。同タイトルでは10月末より『鬼滅の刃』コラボなどを実施。10月以前はトップ10圏外だったこともあり、大躍進と言っていいだろう。その一方でミクシィ<2121>の『モンスターストライク』が、常連だったTOP10から姿を消したのが気になるところだ。

※今回の売上の数字はApp StoreとGoogle Playのみで、3rd Party製のアンドロイドストアは含まれていない。


Top Grossing Mobile Games Worldwide for November 2020
https://sensortower.com/blog/top-mobile-games-by-worldwide-revenue-november-2020​