朝日放送GHD、コンテンツIP関連事業を再編 ABCアニメを孫会社から子会社に ライツと海外販社を統合

朝日放送グループホールディングス<9405>は、12月7日、コンテンツIP事業の再編を4月1日付で行う。子会社であるABCフロンティアホールディングスの子会社(孫会社)であるABCアニメーションを朝日放送グループホールディングス直下にする一方、海外販売を行うABCインターナショナルと、ライセンス事業を手掛けるABCライツビジネスの2社をABCフロンティアホールディングスと合併する。

合併する3社は、グループが保有するコンテンツIPの二次利用を促進するため、2016年に設立され、これまで海外への番組販売や物販、ライセンス、動画配信などをそれぞれ行ってきた。放送、配信、海外販売、物販、イベントなどコンテンツIPのマルチ展開をより強化するため、経営統合によって経営資源の最適化を図る、としている。

なお、ABCアニメーションは、アニメコンテンツの企画・製作を行っており、2020年3月期の決算は、売上高12億5000万円、営業利益3億5800万円、経常利益3億6100万円、最終利益2億3800万円だった。グループ経営資源の最適配分による経営の効率化を図っており、その一環とのこと。

 
朝日放送グループホールディングス

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ABCアニメーション

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