ファンタジースポーツ『SPORTS CROWN』運営のRabona、「SPORTS CROWN」に社名変更 里見治紀氏や國光宏尚氏らから1.2億円の資金調達



新しいスポーツ観戦スタイルとして世界的に注目されているファンタジースポーツ『SPORTS CROWN』を運営しているRabonaは、10月7日、社名を「SPORTS CROWN」に変更するとともに、里見 治紀氏や國光 宏尚氏、見城 徹氏らを割当先として第三者割当増資による総額1億2000万円、累計1億9000万円の資金調達が完了したことを明らかにした。

ファンタジースポーツとは、自分の好きな選手を選んで架空のスポーツチームを編成するシミュレーションゲーム。海外におけるファンタジースポーツの市場は大きく、ファンタジー・スポーツ事業協会(FSTA)によると、米国でのユーザー数は約3200万人で参加者は年間平均で467ドルを費やし、総額150億ドルの一大市場を形成している。

『SPORTS CROWN』(スポクラ)は、2018年1月にサービスを開始し、日本最大級のファンタジースポーツに成長している。『SPORTS CROWN』は、新型コロナウイルスの影響で延期されていたプロスポーツの再開後もユーザー数を伸ばしており、数万人の観戦が難しい中で新たなスポーツの楽しみ方として注目され始めている。

今回調達した資金の使途については、マーケティングの強化やサービスの研究や開発に加え、エンジニアをはじめとする人材採用に積極的に投資していきたい、としている。今後の展開としては集積したデータを活用した企業プロモーション、地域産業と連携した地方創生に一役を担えるようなスポーツテック領域におけるリーディングカンパニーを目指す。


▼投資家情報
・大湯 俊介氏(コネヒト 創業者)
・中川 綾太郎氏(newn inc. 代表取締役)
・國光 宏尚氏(gumi 取締役会長)
・里見 治紀氏 (セガサミーホールディングス 代表取締役社長グループCOO)
・見城 徹氏(幻冬舎 代表取締役社長)
・ベクトル