サイバーエージェント、サッカー観戦をDXする「Stadium Experiment」と戦略的パートナーシップを目的とした資本業務提携を締結


サイバーエージェント<4751>は、サッカー観戦をデジタル・トランスフォーメーション(DX)するスタジアムエクスペリメントと戦略的パートナーシップを目的とした資本業務提携を締結したことを10月5日に発表した。

「Stadium Experiment」が展開する「スタジアムアプリ」は、各サッカークラブに最適化した専用アプリを通じてバーチャルでのサポート観戦を実現するサポーティングアプリ。コロナ禍の影響で観客減が想定されるサッカークラブや団体のサポートを行なうことを目的に、2019年8月にサービス提供が開始された。

今回の戦略的パートナーシップ構築により、サイバーエージェントグループのCyberHuman Productionsが保有する3Dスキャン技術や開発力、3DCGコンテンツ制作の知見などを最大限に活かし、フォトリアルな3DCG選手が登場するスタジアム体験をはじめとしたリッチな演出を実現することで、ユーザーのバーチャル体験向上を目指す。

さらに、デジタルとリアルを組み合わせたスタジアムにおける「未来の体験」の実装に向けて、相乗効果を生みながらスポーツ観戦のDXを加速させていくとした。



■両社コメント
サイバーエージェント 取締役  常務執行役員 内藤貴仁氏


コロナ禍の社会変容により、広告・エンタメ・アパレルなど様々な業界において、これまでのようなプロモーション活動や顧客とのコミュニケーションが難しいなど多くの課題がでてきました。当社ではフォトグラメトリー技術を活かし、人物を3DCG化したDigital Human事業を強化するなど、AIや3DCGといったクリエイティブテクノロジーの力でそれらの課題を解決していきたいと考えています。当社がクラブオーナーを務めるゼルビアを含め、サポーターの皆さまが現在の状況下においてもサッカー観戦や選手との交流を楽しめる場を「Stadium Experiment」を通じて提供し、これまでにないバーチャル体験を創り上げていきます。

Stadium Experiment CEO  伊藤直樹氏

Stadium Experiment設立から、多数のクラブ・スポーツチームからの問合せをいただいています。サッカー業界・スポーツ観戦における「スタジアムアプリ™️」のニーズを実感しつつ、サービスとしての体験をさらに充実させていきます。サイバーエージェント社とのパートナーシップを結ぶことで、より没入感あるバーチャル体験を構築します。3Dスキャン技術をはじめとする3DCG領域などでシナジーを生み出しながら、新しい応援を届ける体験をつくりだしていきます。

■「スタジアムアプリ」について
スタジアムとサポーターの熱狂を可視化し、サッカー観戦がもっと楽しくなるサポーティングアプリ。サポーティング、3Dアバター、チェックイン、バーチャルスタジアムなどの機能を備え、スタジアム観戦・リモート観戦を問わずサポーターたちのクラブ・選手への応援を届け、サッカークラブや団体のサポートを行う。

WEBサイト:https://stadium-experiment.com/
株式会社サイバーエージェント
http://www.cyberagent.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社サイバーエージェント
設立
1998年3月
代表者
代表取締役 藤田 晋
決算期
9月
直近業績
売上高7202億0700万円、営業利益245億5700万円、経常利益249億1500万円、最終利益53億3200万円(2023年9月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
4751
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