【ゲーム株概況(9/14)】ドリコムが800円台回復 「TGS2020 オンライン」開幕接近で大手ゲーム株が賑わう 前期最終赤字のエイチームは反落

9月14日の東京株式市場では、日経平均は3日続伸となり、前日比152.81円高の2万3559.30円で取引を終えた。寄り付き前に英半導体設計大手のアーム・ホールディングスの全株式の売却を発表したソフトバンクグループ<9984>が大幅高したことが指数を大きく押し上げた。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、ドリコム<3793>が続急伸して800円台を回復したほか、バンク・オブ・イノベーション<4393>やオルトプラス<3672>、モバイルファクトリー<3912>などが買われた。

また、大手ゲーム株では、セガサミーHD<6460>やコーエーテクモHD<3635>、カプコン<9697>などが買われた。大手ゲーム株は、9月23日の「東京ゲームショウ2020 オンライン」の開幕が迫ってきたことで、新作動向などへの期待も膨らみやすい状況にあるようだ。

先週末9月11日にトーナメントプラットホーム「Tonamel」が格闘ゲーム大会「ARCREVO Japan ONLINE 2020」で公式採用されたことを発表したカヤック<3904>もしっかり。

半面、2020年7月期の決算が5.1億円の最終赤字となったエイチーム<3662>が3日ぶりに反落し、前週末に第1四半期決算を受けて大きく買われていたgumi<3903>は利益確定の売り物に押された。

ほか、Aiming<3911>の下げもきつい


■関連銘柄
株式会社エイチーム
https://www.a-tm.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社エイチーム
設立
2000年2月
代表者
代表取締役社長 林 高生
決算期
7月
直近業績
売上高275億5200万円、営業利益5億4300万円、経常利益7億1100万円、最終利益1億4300万円(2023年7月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3662
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