ユークス、2Q業績予想を下方修正…最終益は3.6憶円の赤字に転落 新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえて通期予想も「未定」に

ユークス<4334>は、9月10日、2021年1月期の第2四半期累計(2~7月)の連結業績予想の修正を発表、売上高は従来予想の11億900万円から10億700万円(増減率9.2%減)、営業損益は同6800万円の赤字から2億2600万円の赤字、経常損益は4800万円の黒字から3億6900万円の赤字、最終損益は3600万円の黒字から3億6800万円の赤字といずれも下方修正され、大幅な最終赤字に転落する。

また、2021年1月期の通期の予想についても「未定」に修正した。
 

第2四半期業績については、新型コロナウイルス感染症の影響で、4月に予定していた「AR performers」の興行が延期になったことや、受託案件の研修時期に遅れや見直しが発生したことで、売上高が予想を下回った。加えて、テレワーク体制への移行による作業効率の悪化で原価率が上昇したほか、為替差損が1億7300万円発生したことも利益率の悪化につながった。

なお、通期の予想については、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、現時点で合理的に算出することが困難であるとし、予想を「未定」とした。
株式会社ユークス
http://www.yukes.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ユークス
設立
1993年2月
代表者
代表取締役社長 谷口 行規
決算期
1月
直近業績
売上高40億8700万円、営業利益1億7900万円、経常利益2億8200万円、最終損益13億4900万円の赤字(2024年1月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
4334
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