アマナ、6月中間期は売上高23%減の85.7億円、営業損失10.5億円と減収・赤字転落 消費増税や新型コロナで受注減、一時は40%減も

広告制作やビジュアル素材の販売などを行っているアマナ<2402>の6月中間期の連結決算は、売上高85億7600万円(前年同期比23.2%減)、営業損失10億5100万円(前年同期は営業利益5700万円)、経常損失10億9600万円(前年同期は経常利益1200万円)、最終損失18億2900万円(前年同期は最終損失1億1900万円)と減収・営業赤字転落となった。

同社では、消費増税の影響等を受けて前期第4四半期の受注高が停滞したことや、新型コロナウイルス感染拡大の影響で第2四半期の受注高が前年同期比で30%程度下回ったことなどが響いた。急事態宣言が発令されていた4月から5月にかけての受注高が前年同期比で40%以上下回ったという。

また、オフィス・スタジオ等の退去返却など、DX(デジタルトランスフォーメーション)をキーワードに働き方の進化を見据えたロケーション・ファシリティの最適化に係る意思決定に基づき、減損損失5億8000万円など計上したことも響いた。