メルカリ、2020年6月期は営業損失193億円 メルペイと北米事業への投資で 第4四半期は9億円の営業黒字に転換 

メルカリ<4385>の2020年6月期の連結決算は、売上高762億7500万円(前の期比47.6%増)、営業損失193億0800万円(前年同期は121億4900万円の損失)、経常損失193億9100万円(前年同期は121億7100万円の損失)、最終損失227億7200万円(前年同期は137億6400万円の損失)と増収・赤字幅拡大となった。ただし、第4四半期においては営業損益9億円と黒字になったことも明らかにした。「メルペイ」と北米事業への先行投資が赤字となった要因だ。

「メルカリ」で培った技術力と膨大な顧客・情報基盤をもとに、「メルペイ」の提供を2019年2月に開始した。メルペイは「日常で使われる決済」を目指し、人及び加盟店の獲得を行うとともに、与信事業や業務提携を進め、信用を軸にした新たなエコシステムの構築により、収益性改善に向けた取り組みを行っている。これらの結果、「メルペイ」の利用者数は700万人を超えた。

米国では「Mercari」の拡大に向けて、ブランディング及びグロースを求めたマーケティングキャンペーン強化、多種多様なニーズに応えるために、出品および配送の最適化を行った。また、日本事業と同様、COVID-19の拡大の影響もあり、ユーザ数の増加及び一人あたりの利用金額が増加した。
株式会社メルカリ
https://about.mercari.com/

会社情報

会社名
株式会社メルカリ
設立
2013年2月
代表者
代表取締役 CEO(社長) 山田 進太郎
決算期
6月
上場区分
東証プライム
証券コード
4385
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