デジタルハーツHD、20年3月期の最終益は50%減の7.9億円 M&A関連費用が影響 デバッグ拠点統合で特損も

デジタルハーツホールディングス<3676>は、この日(5月19日)、2020年3月通期の連結決算を発表し、売上高211億3800万円(前の期比9.8%増)、営業利益13億9400万円(同13.2%減)、経常利益は13億7200万円(同16.9%減)、最終利益7億9200万円(同49.7%減)と増収減益だった。

同社では、エンタープライズ事業が同1.5倍以上の成長を達成するなど業績を牽引し売上を伸ばしたものの、M&A関連費用や経営基盤構築に係る費用が増加したことなどで営業利益と経常利益は減益となった。

また、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大による経済の長期低迷リスクや働き方の変化を鑑み、拠点の稼働バランス最適化の一環として、テストセンターである新宿Lab.の閉鎖やベトナム拠点の統合を決定し、これらの拠点整理に伴う費用を特別損失として計上したことも響いた。
デジタルハーツ

会社情報

会社名
デジタルハーツ
企業データを見る
株式会社デジタルハーツホールディングス
https://www.digitalhearts-hd.com/

会社情報

会社名
株式会社デジタルハーツホールディングス
設立
2013年10月
代表者
代表取締役社長CEO 二宮 康真
決算期
3月
直近業績
売上高365億1700万円、営業利益30億円、経常利益31億5200万円、最終利益7億9900万円(202年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3676
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