アミューズ、2020年3月通期の業績予想を下方修正 コロナウイルスと自粛要請でイベント市場が急速に収縮

アミューズ<4301>は、5月1日、2020年3月通期の業績予想を下方修正した。新型コロナウイルスの感染拡大に加えて、それに基づく政府と自治体による自粛要請などを受けてイベント市場が急速に収縮した。第4四半期(1~3月)の営業収入が減少し、これに伴い、営業利益、経常利益、最終利益も予想を下回る見通しとなった。今年2月に上方修正を行うなど好調だったが、一転して下振れとなった。

修正した業績予想は、営業収入が588億円(前回予想610億円)、営業利益51億円(同68億円)、経常利益51億円(同69億円)、最終利益29億円(同42億円)EPS169.30円(同244.43円)となった。従来予想からの修正率は、売上高が3.6%減、営業利益は24.7%減、経常利益が25.6%減、最終利益が30.8%減となる。営業収入は過去最高を更新する見通し。

 


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