SHIFT、中間期は営業益156%増の12億4200万円…企業向けのソフトウェアテストが好調、ゲーム分野も着実に拡大 

SHIFT<3697>は、4月9日、中間期(2019年9月~2020年2月)の連結決算を発表し、売上高128億3000万円(前年同期比55.1%増)、営業利益12億4200万円(同156.7%増)、経常利益12億7200万円(同165.2%増)、最終利益7億5400万円(同188.1%増)と大幅な増収増益を達成した。
 
主力のエンタープライズ市場向けのソフトウェアのテスト・品質保証サービスが好調に推移したことが主な要因。モバイルゲームやコンシューマーゲーム関連の売上も伸びた。

 


①エンタープライズ市場
売上高は115億6500万円(前年同期比57.1%増)、営業利益は22億7500万円(同26.2%増)となった。エンタープライズ市場では、金融業、流通業、製造業、通信業、ウェブサービス業など社会基盤を支える企業における業務システムや情報システムにおいて、ソフトウェアの品質保証に関するサービス全般を提供している。前記より、特にIT投資規模が大きい通信・保険業界などの各分野を注力業界として定め取り組んだ結果、長期的な関係構築を視野に入れたプロジェクトへの参画が進み、こうした新規顧客からの売上高が徐々に増加してきたという。


②エンターテインメント市場
売上高は12億6500万円(同39.3%増)、営業利益は2億2600万円(同11.7%増)となった。エンターテインメント市場では、モバイルゲーム、ソーシャルゲーム、コンシューマゲーム等を消費者に提供するプレイヤーに向け、品質管理工程やデバック業務のアウトソーシング、カスタマーサポート業務のアウトソーシングにより、プレイヤービジネスの付加価値を向上させるサービスを提供している。競合との差別化を図ることによる業界内認知度の向上や、既存顧客からの売上高が増加したことにより、収益基盤の拡大を進めた。
株式会社SHIFT
https://www.shiftinc.jp/

会社情報

会社名
株式会社SHIFT
設立
2015年9月
代表者
代表取締役社長 丹下 大
決算期
8月
上場区分
東証プライム
証券コード
3697
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