デジタル音声広告市場、2020年は16億円規模に 25年には420億円規模に拡大【デジタルインファクト調査】

デジタルインファクトは、デジタル音声広告の市場調査を行い、2020年は前年比229%となる16億円と見通しと発表した。その後も拡大が続き、2025年には420億円規模になると見込んでいるとのこと。

デジタル音声広告とは、インターネットを通して配信される音声を主軸とした広告で、近年、デジタルによるラジオ番組配信サービスや音楽配信サービスの利用が定着し、高機能なワイヤレスイヤホンやスマートスピーカーなどの音声聴取デバイスの普及により、ユーザーによるデジタル音声コンテンツとの接触機会の広がりが見られるという。 

また、法人メディアや個人を問わず、音声コンテンツを活用した新しい情報発信に対するニーズの高まりがみられており、ポッドキャストや、近年登場した音声配信サービスなどを介して、新しいコンテンツの流通が始まりつつある。 

こうした背景から、デジタルテクノロジーを活用した、音声による新しいコミュニケーションをすることが出来るデジタル音声広告への注目が高まりつつあるという。2021年以降、広告主によるブランディングなどを目的にした出稿需要の高まりと、大手広告事業者をはじめとする新規参入が進むことで、市場は急速に拡大することが期待される、としている。



出典:デジタルインファクト調べ