電通、2019年日本の広告費を公開 インターネット広告費がテレビメディア上回る


電通<4324>は、3月11日に、日本の総広告費と、媒体別・業種別広告費を推定した「2019年 日本の広告費」を発表した。

同レポートでは、2019年の総広告費が6兆9381億円(前年比6.2%増)に達したこと、インターネット広告費が6年連続2ケタ成長で初めてテレビメディア広告費を上回り、2兆円を超えたことも明らかになっている。

インターネット広告費は、前年に続き大規模プラットフォーマーを中心に高成長した。大規模プラットフォーマーではない独立した専門型プラットフォーマー(ニュースキュレーションメディアなど)も、前年同様、運用型広告の機能拡充を継続し大規模プラットフォーマーとの連携を深めた結果、広告費が増加した。

特に雑誌のデジタルやテレビメディアのデジタル といった分野において、動画広告の成長が活発だという。