ドワンゴ、『ニコニコ自作ゲームフェス新人賞2020』の受賞作品公開 


ドワンゴは、3月9日、「niconico」でアマチュアゲームクリエイターを対象として開催した『ニコニコ自作ゲームフェス新人賞2020』の受賞作品の決定を発表した。

『ニコニコ自作ゲームフェス』は2013年から開催しているアナログゲームからスマートフォンゲームまで、幅広く自作ゲームを募集するゲームコンテストとなる。本コンテストを通し、「ゲームを作るひと」「遊ぶひと」「二次創作をするひと」を繋ぎ、個人で作ったゲームがより多くの人にプレイされるようになることを目指しているという。
 
■応募総数は370作品以上、多様なジャンルの自作ゲームが各賞を受賞!
受賞作品の一部はRPGアツマールのサイトでプレイできる。

【受賞作品】
【ドワンゴ賞】各部門の入賞者にはドワンゴ賞として賞金5万円を進呈。


<新人部門>「グレイブヤードムーン」NBK2さん作



ゲームプレイはこちら:https://game.nicovideo.jp/atsumaru/games/gm12941

<審査コメント>ホテル代の149ドルを支払うため、ネオン輝く夜の街を奔走するアドベンチャーゲームです。 住民たちの頼みをひとつこなすごとに、ストリートアートがひとつ生まれる遊びが仕込まれており、街がだんだんと彩りに包まれていきます。 シーンのひとつひとつが印象深く、映像作品を観ているかのようです。 街をひとつのアートに見立てる発想は、既存の枠に囚われない新人部門としてふさわしいと評価されました。


<新人じゃない部門>「ぼくらのアイランド」○○ぽこやさん作



ゲームプレイはこちら:https://game.nicovideo.jp/atsumaru/games/gm9482

<審査コメント>RPGアツマールのAPI機能をフル活用して、オンライン(風)ゲームを実現してしまった意欲作です。 放置ゲーム要素と資材を集めを組み合わせた島生活ゲームですが、非常に中毒性の高いゲーム性と ほぼ毎日更新される遊びきれないコンテンツと相まって、RPGアツマール史上初の1,000万プレイを突破、 まさに現在進行形の伝説です。その並々ならぬ功績は、新人じゃない部門にふさわしいと評価されました。


<世界観部門>「ソライロメモリア」藤咲ノゾムさん作



ゲームプレイはこちら:https://game.nicovideo.jp/atsumaru/games/gm12145

<審査コメント>幻想的で儚さを感じる世界に迷い込んだ少女。 行先のわからない電車に揺られながら、奇妙な乗客たちとの会話を通じて、彼女の記憶が明かされていきます。 ひとつひとつのシーンが絵本の1ページを切り出したように美しく、その光景に目を奪われてしまう。 思わず引き込まれてしまう、魅力ある世界観が評価されました。


<パズルゲーム部門>「反射パズル みんなで いしかり」SoRaseene作



ゲームプレイはこちら:https://game.nicovideo.jp/atsumaru/games/gm12772

<審査コメント>直線的に飛ぶ光線を反射板を使って反射させ、一筆書きの要領で全ブロックを消す、新しい発想のパズルです。 光線の動きをイメージしながら反射板の角度を考えるのが楽しく、狙い通りの軌跡を描いてすべてのブロックを消したときの爽快感は格別です。 他人の作ったステージも楽しめるオンライン要素もあり、シンプルながらも完成度の高いパズルとして評価されました。


<ネットゲーム部門>「蠅キャノン」Radianさん作



ゲームプレイはこちら:https://game.nicovideo.jp/atsumaru/games/gm8248

<審査コメント>沖縄を舞台に、武装した虫と共にステージを戦い抜いていく放置型RPGです。 タイトル通りキャノンを背負った蠅をはじめとする、さまざまな虫が登場し、虫の収集&強化要素にハマります。 RPGアツマールの機能を活かしプレイヤーの意見を取り入れたり、他のクリエイター作品とのコラボイベントを仕掛けるなど、 プレイヤーを増やす施策を積極的に行なうことで、100万プレイを超える人気作にまで成長しました。 更新を前提にした巧みなゲーム設計、ネットを活かした企画力が高く評価されました。


<ホラーゲーム部門>「カクレンボ」もょもとさん作



ゲームプレイはこちら:https://game.nicovideo.jp/atsumaru/games/gm13280

<審査コメント>RPGツクールのシステム上、2D視点ベースの作品が多いアツマールの中でも珍しい3D視点の探索ゲームです。 舞台となる空き家は、3Dダンジョン方式で構成されており、 近づくと消える目玉、目の前を通り過ぎる不穏な影といったホラー演出をより効果的に見せています。 見通しの利かない通路、何があるかわからない暗がり、不気味な空き家を探索する臨場感を、 3D視点で見事に再現した表現力が評価されました。


<ハクスラ&RPG部門>「Lx」Kolt Jatri (Panic apple)さん作



ゲームプレイはこちら:https://game.nicovideo.jp/atsumaru/games/gm12851

<審査コメント>マップ、町のつくり、アイテム、敵モンスター、出現ボスにいたるまですべてがランダム。 細部までこだわれるキャラクターメイキングシステム。 ランダム要素により、繰り返し遊んで、自分なりのプレイスタイルを発見するのが楽しく、 まさにハック&スラッシュのおもしろさを凝縮させたRPGです。 ハクスラの純粋な爽快感を追求するこだわりと、その構成力が評価されました。


<物語×放置部門>「環状線天使ヤマテ」快亭木魚さん作



ゲーム紹介動画:https://www.nicovideo.jp/watch/sm36188534

<審査コメント>頭の輪が環状線の天使ヤマテに導かれ、歪んだ山手線上を冒険していくアドベンチャーゲームです。 コラージュで構成された特異なキャラクターたちがまず目を引きます。 彼らが紡ぎだすカオスあふれるストーリーに、プレイヤーは「ナンデ?」「ナンデ?」と圧倒されます。 山手線をテーマに掲げながらも、我が道を征く、既存の枠に囚われない物語性が評価されました。


<デスゲーム部門>「妄想受肉バーチューバー」木ニスるなさん作



ゲームプレイはこちら:https://game.nicovideo.jp/atsumaru/games/gm12344

<審査コメント>表情豊かに描かれたキャラクターが魅力的で目を引きます。 ちょっとイッてるVtuberにより、デスゲームに巻き込まれた主人公と女の子による脱出ゲームです。 ビビッドな色使いや選曲にセンスが感じられ、心地よいプレイ感覚を与えてくれます。 架空のVtuberとデスゲームの組み合わせが実にキャッチーで、その点も高く評価されました。


<その発想はなかった部門>「フルボイスクソゲーRPG」ぬか漬けパリピマンさん作



ゲームプレイはこちら:https://game.nicovideo.jp/atsumaru/games/gm11623

<審査コメント>ゲームを開始したプレイヤー全員が必ず感じるであろう「その発想はなかった」を体現したRPGです。 まさか勇者も王様も全員が、作者のボイス付きでしゃべるとは……! 演じ分けという概念のおよそない棒読みボイスは、絶妙なエコーがかかっており脳に焼き付きます。 作者自らの実況動画により、より多くのプレイヤーを魅了するに至った高いエンターテインメント性が評価されました。

 
【企業賞】入賞者には各協賛から提供された賞品を進呈。
ドワンゴ賞との重複受賞も認められる、各協賛が選考基準を決めて作品を選出する賞です。

<PLAYISM賞>
株式会社アクティブゲーミングメディア
受賞作:「勇者の選択肢がおかしい」港ねずみさん作

<ボク姫PROJECT賞>
株式会社日本一ソフトウェア
受賞作:「最凶の "男の娘"」りろりんとさん作

<Unityスタークリエイター賞>
ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン合同会社
受賞作:「REC」たアケイクさん作

<ユニティちゃん賞>
ユニティちゃん
受賞作:「ゆに雀」digiねこさん作

<イクシール賞>
合同会社イクシール
受賞作:「さにーでいみそすーぷ」ノラさん作

<OPTPiX SpriteStudio賞>
株式会社ウェブテクノロジ
受賞作:「ソライロメモリア」藤咲ノゾムさん作

<ビットゲーム賞>
株式会社ディッジ
受賞作:「ミマモロール!」psycho02さん作

<itemstore賞>
カイト株式会社
受賞作:「みんなで いしかり」SoRaseeneさん作

<ツクール賞>
ツクールシリーズ
受賞作:「まっしろノート - 光の旅人と礎の砂時計 -」いずさん作

<ノベルスフィア賞>
株式会社言語社
受賞作:「シニサギ」ちるばらさん作

<HSPTV!賞>
オニオンソフトウェア
受賞作:「みんなで いしかり」SoRaseeneさん作

<HSPTV!賞>
オニオンソフトウェア
受賞作:「SHIFT BREAKER(シフトブレイカー)」CODE_Aさん作

<マールタス賞>
Dwango Media Village
受賞作:「1分剣闘士」すりっぱさん作

<ニコ生ゲーム賞>
ニコニコ生放送
受賞作:「コペルニクスリバーシ」虹色マンボウさん作

<ニコ生ゲーム賞>
ニコニコ生放送受賞作:「AKARI ROLLING」Terraさん作

<ニコ生ゲーム賞>
ニコニコ生放送受賞作:「Slimer」Alomさん作

<ニコ生ゲーム賞>
ニコニコ生放送
受賞作:「色彩能力テスト」(空白)さん作

<ニコ生ゲーム賞>
ニコニコ生放送
受賞作:「重力四川省」taroさん作

【敢闘賞】
※受賞した全72作品は以下のページ
https://site.nicovideo.jp/atsumaru/fes2020/

 
■関連サイト

■ニコニコ自作ゲームフェス新人賞2020受賞作品発表:
https://site.nicovideo.jp/atsumaru/fes2020/

■ニコニコ自作ゲームフェス新人賞2020公式チャンネル:
https://ch.nicovideo.jp/indies-game2020
 
株式会社ドワンゴ
https://dwango.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ドワンゴ
設立
1997年8月
代表者
代表取締役社長 夏野 剛
決算期
9月
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