『モンスト』が最多の首位を獲得 『ドッカンバトル』『デレステ』とバンナムタイトルも好調…App Store1週間を振り返る


3月2日~3月6日のApp Store売上ランキングの動きを振り返っていこう。

今週は、ミクシィ<2121>の『モンスターストライク』が5日間中に首位2回と安定した強さを見せた。『モンスト』は3月2日正午よりガチャ「三国志Ⅴ」や獣神化実装の「雪の女王フリーズ」出現率アップのガチャ「水の遊宴」の開催 を行っていた。

またバンダイナムコエンターテインメント(バンナム)とアカツキ<3932>の『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』が、新SSRの「【最高の闘いの予感】ビルス」などが登場した「ドッカンフェス」で、同じくバンナムの『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』が「一歩踏み出すブランニューストーリーガシャ」で首位に立っている。
 

そして今週、TOP30圏外から一気に急浮上したのが、コナミデジタルエンタテインメント<9766>の『eFootball ウイニングイレブン 2020』だ。同タイトルでは、3月5日に過去の印象に残る試合を選定して当時の試合写真をモチーフとした特別なデザインの強力な選手の新カテゴリー「アイコニックモーメントシリーズ」を新たに搭載し、その選手たちをピックアップしたエージェントが登場したことが、首位獲得の原動力になったようだ。

その他、『IdentityⅤ』が、3月5日のアップデート後より、 「S10・真髄1」を正式に開放しており、新サバイバー「墓守」が獲得できる「UR衣装-砂漠の日没」などが追加され久々にTOP3に復帰、『荒野行動』がほぼTOP5内に留まるなどNeteaseも底力を見せていた。

またコロプラ<3668>の『クイズRPG魔法使いと黒猫のウィズ』がサービス開始から7周年を記念キャンペーンで、TOP10内に復帰している。新作ではカプコン<9697>の新作『モンスターハンター ライダーズ』がTOP20圏内で推移した。

来週は、「カルデアボーイズコレクション 2020 ピックアップ召喚(日替り)」開催中の『Fate/Grand Order』がどこもでTOPに迫り、そのまま留まるかが、注目のポイントの1つになりそうだ。

 
■3月2日


3月2日9時現在のApp Storeの売上ランキング(ゲームカテゴリー)は、ミクシィ<2121>の『モンスターストライク』が首位をキープした。

トップ10圏内では、DMM GAMESとニトロプラスの『刀剣乱舞-ONLINE-』が土曜日の107位から5位に飛び込んできた。『刀剣乱舞』は、新刀剣男士「鬼丸国綱(おにまるくにつな)」(CV:森川智之)が登場した「期間限定鍛刀キャンペーン」を3月1日0時より開催していることが売上を大きく伸ばす要因になっているようだ。
 
出所:AppAnnie


また、スクウェア・エニックスとgumi<3903>の『WAR OF THE VISIONS ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス 幻影戦争』(以下『FFBE幻影戦争』)が土曜日の62位から15位まで急上昇した。『FFBE幻影戦争』は、3月1日より、1000万DL記念キャンペーンを開催しているほか、新ジョブ「アサシン」を含めた新ユニットUR「ヴィネラ・フェネス」、SSR「ダリオ・ホルン」、SSR「ティレル」が新たに追加され、そのピックアップ召喚を開催していることが順位を大きく押し上げたもよう。
 
出所:AppAnnie


ほか、バンダイナムコエンターテインメントの『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』や、LINE<3938>とNHN PlayArtの『LINE:ディズニー ツムツム』などがトップ10圏内に浮上した。

 
■3月3日


3月3日9時現在のApp Storeの売上ランキング(ゲームカテゴリー)は、ミクシィ<2121>の『モンスターストライク』の首位が続き、2位には「ミッキー&フレンズ」との初コラボを開催中のガンホー<3765>の『パズル&ドラゴンズ』が浮上した。

また、サムザップが2月27日より配信開始した新作『この素晴らしい世界に祝福を!ファンタスティックデイズ』が前日の12位から9位に上昇し、トップ10に復帰した。『このファン』は、プレイヤー数50万人を突破するなど順調にユーザーのすそ野を広げており、引き続きそのランキング推移が注目されるところだ。
 
出所:AppAnnie


ランキングの動きで目立ったのは、前日の164位から28位に急浮上したSupercellの『クラッシュ・ロワイヤル』だ。『クラロワ』は、3月2日に4周年を迎えたことを記念したシーズン9を開幕しており、そのシーズン9で限定コンテンツなど様々な特典が受けられる「クラロワパス シーズン9」の販売を行っていることが売上に大きく貢献しているもよう。
 
出所:AppAnnie


ほか、サムザップの『戦国炎舞 -KIZNA-』や、コナミデジタルエンタテインメントの『eFootball ウイニングイレブン 2020』などがトップ30に復帰した。


 
■3月4日


3月4日9時現在のApp Storeの売上ランキング(ゲームカテゴリー)は、バンダイナムコエンターテインメントの『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』が首位に立った。

『デレステ』は、3月3日15時より、「一歩踏み出すブランニューストーリーガシャ」を開始(関連記事)しており、SSレア「[わるなぎスタイル]久川凪(CV:立花日菜)」や「[ひとり、時は過ぎて]白雪千夜(CV:関口理咲)」「[ミステリアスメイド]高峯のあ」などが新アイドルとして登場していることが、首位回復の原動力となったようだ。
 
出所:AppAnnie


また、続く2位には、バンダイナムコエンターテインメントとアカツキ<3932>の『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』が前日の8位から2位に浮上した。『ドッカンバトル』は、3月3日より、新SSRの「【最高の闘いの予感】ビルス」などが登場した「ドッカンフェス」を開催(関連記事)していることが順位を押し上げたもよう。
 
出所:AppAnnie


ほか、新そうび「グングニル」「ゾーリンシェイプ」「ルーンの杖」などが登場した宝箱ふくびきを3月3日のメンテナンス終了後より開始したスクウェア・エニックスの『星のドラゴンクエスト』が前日の128位から11位に急浮上した。
 
出所:AppAnnie



 
■3月5日
 

3月5日9時現在のApp Storeの売上ランキング(ゲームカテゴリー)は、新SSR「【最高の闘いの予感】ビルス」などが登場した「ドッカンフェス」を開催中のバンダイナムコエンターテインメントとアカツキ<3932>の『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』が首位に立った。

上位陣では、コナミデジタルエンタテインメントの『実況パワフルプロ野球』が前日の36位から4位に飛び込んできた。『パワプロ』は、3月4日14時より、『ぷよぷよ!!クエスト』とのコラボイベント「ぷよクエスタジアム」を開始(関連記事)しており、それに合わせてコラボイベキャラの「アルル」と「アミティ」が新登場した「祝賀会 ぷよクエコラボ記念ガチャ」を実施していることが順位を大きく押し上げたようだ。
 
出所:AppAnnie


また、バンダイナムコエンターテインメントの『ドラゴンボールレジェンズ』が前日の133位から8位に急浮上し、トップ10圏内に復帰した。『DBレジェンズ』は、3月4日のメンテナンス終了後より、LEGENDS LIMITED「第一形態 フリーザ」が新登場したガシャ「LEGENDS STEP-UP REBELLION FROM EVIL」と、LEGENDS LIMITED「ピッコロ」が新登場したガシャ「LEGENDS STEP-UP BEGINNING OF Z」を開催していることが売上につながっているもよう。
 
出所:AppAnnie


ほか、スクウェア・エニックスとポケラボの『SINoALICE(シノアリス)』や、セガゲームスの『北斗の拳 LEGENDS ReVIVE』などがトップ30に復帰した。

 
■3月6日


3月6日9時現在のApp Storeの売上ランキング(ゲームカテゴリー)は、コナミデジタルエンタテインメントの『eFootball ウイニングイレブン 2020』が首位に立った。

『ウイイレ2020』は、3月5日より、過去の印象に残る試合を選定して当時の試合写真をモチーフとした特別なデザインの強力な選手の新カテゴリー「アイコニックモーメントシリーズ」を新たに搭載しており、その選手たちをピックアップしたエージェントが登場していることが首位獲得の原動力となったようだ。
 
出所:AppAnnie

また、NetEase Gamesの『IdentityⅤ 第五人格』が前日の46位から3位に飛び込んできた。『IdentityⅤ』は、3月5日のアップデート後より、 「S10・真髄1」を正式に開放しており、新サバイバー「墓守」が獲得できる「UR衣装-砂漠の日没」などが追加されたことが順位を押し上げたもよう。
 
出所:AppAnnie


ほか、3月5日にサービス開始から7周年を迎えたことを記念した「7周年記念キャンペーン」を開催中のコロプラ<3668>の『クイズRPG魔法使いと黒猫のウィズ』が前日の175位から6位に急浮上した。
 
出所:AppAnnie

 
 
株式会社MIXI
https://mixi.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社MIXI
設立
1997年11月
代表者
代表取締役社長 木村 弘毅
決算期
3月
直近業績
売上高1468億6700万円、営業利益248億2000万円、経常利益182億5000万円、最終利益51億6100万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
2121
企業データを見る
株式会社バンダイナムコエンターテインメント
https://www.bandainamcoent.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社バンダイナムコエンターテインメント
設立
1955年6月
代表者
代表取締役社長 宇田川 南欧
決算期
3月
直近業績
売上高2896億5700万円、営業利益442億3600万円、経常利益489億5100万円、最終利益352億5600万円(2023年3月期)
企業データを見る
株式会社アカツキ
http://aktsk.jp/

会社情報

会社名
株式会社アカツキ
設立
2010年6月
代表者
代表取締役CEO 香田 哲朗
決算期
3月
直近業績
売上高243億3600万円、営業利益57億円、経常利益52億700万円、最終利益13億4200万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3932
企業データを見る