KLab、シンガポール子会社KLab Globalを昨年12月に解散 海外配信での役目を終える 中間持ち株会社としての組織的な役割の整理も完了

KLab<3656>は、2月13日、2019年12月期の決算を発表するとともに、東京都内で決算説明会を開催した。決算説明会の席上で同社の専務取締役CFOの高田氏は、11月20日付で発表したシンガポールの連結子会社KLab Globalの開催についてコメントした。

そもそもKLab Globalは、世界全体にKLabのゲームサービスの配信することを目的として2012年2月にシンガポールにパブリッシング会社として設立された。その後、KLabは海外戦略の変更を行い、マーケティングや開発などの機能を国内に集約することとなり、KLab Globalは当初の役割を終えたものの、「中間持ち株会社としての位置付けもあり、再編上の理由で存続していた」(高田氏)という。

その整理も終了し、今回昨年12月16日付で解散し、清算手続きを開始する運びになったとのこと。
 

【関連記事】
KLab、シンガポールの連結子会社KLab Globalを2019年12月16日付で解散・清算へ グローバル戦略の変更でシンガポール拠点を閉鎖に

 
KLab株式会社
http://www.klab.com/jp/

会社情報

会社名
KLab株式会社
設立
2000年8月
代表者
代表取締役社長CEO 森田 英克/代表取締役副会長 五十嵐 洋介
決算期
12月
直近業績
売上高107億1700万円、営業損益11億2700万円の赤字、経常損益7億6100万円の赤字、最終損益17億2800万円の赤字(2023年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3656
企業データを見る