スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>は、2019年4~12月の「HDゲーム」(家庭用ゲームソフト)は赤字転落となったことを明らかにした。売上高は前年同期比51.8%減の271億円にとどまった。また、営業損益の数字については開示されていない。スマートフォンゲームやMMORPGが好調だったこととは対象的だ。
『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めてS』や『ファイナルファンタジーX/X-2 HDリマスター』Switch版・Xbox One版を発売したが、前年同期に新規大型タイトルの発売があったため、その反動が出たという。採算性の高いリピート販売も弱かったとのこと。
前年同期は『SHADOW OF THE TOMB RAIDER』や『JUST CAUSE 4』『OCTOPATH TRAVELER』などを発売した。特に『SHADOW OF THE TOMB RAIDER』を中心としたデジタル販売はホリデーシーズンで伸長した一方、『JUST CAUSE 4』は初動は想定を下回ったそうだ。
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前年同期は『SHADOW OF THE TOMB RAIDER』や『JUST CAUSE 4』『OCTOPATH TRAVELER』などを発売した。特に『SHADOW OF THE TOMB RAIDER』を中心としたデジタル販売はホリデーシーズンで伸長した一方、『JUST CAUSE 4』は初動は想定を下回ったそうだ。
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会社情報
- 会社名
- 株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス
- 設立
- 1975年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 桐生 隆司
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高3432億6700万円、営業利益443億3100万円、経常利益547億0900万円、最終利益492億6400万円(2023年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9684