【ゲーム株概況(1/30)】1Qネット広告好調のサイバーエージェントが昨年10月以来の4000円台回復 カヤックは大幅続伸 BOIは朝高も値を崩す

1月30日の東京株式市場では、日経平均は反落し、前日比401.65円安の2万2977.75円で取引を終えた。世界的な新型コロナウイルスの感染拡大懸念からリスク回避の動きが広がる形となった。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、サイバーエージェント<4751>が大幅反発し、終値ベースで昨年10月30日以来となる4000円台を回復した。サイバーエージェントは、第1四半期決算において、昨年10月の決算説明会時には市況の不透明感から慎重な見方を示していたインターネット広告が、売上高で過去最高、営業利益も過去2番目を記録するなど好調な滑り出しとなったことが市場関心を集めたようだ。

また、カヤック<3904>が大幅続伸したほか、カプコン<9697>とコナミHD<9766>が堅調に推移した。

半面、gumi<3903>やイグニス<3689>の下げがきつく、オルトプラス<3672>やブシロード<7803>、日本一ソフト<3851>なども大幅安した。

『幻獣契約クリプトラクト』の英語圏向け配信開始が2月上旬に決定したと発表したバンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>は、朝方買われたものの、明日1月31日に第1四半期決算の発表を控えていることもあり、買い一巡後はその発表内容への警戒感から値を崩した。


■関連銘柄
株式会社サイバーエージェント
http://www.cyberagent.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社サイバーエージェント
設立
1998年3月
代表者
代表取締役 藤田 晋
決算期
9月
直近業績
売上高7202億0700万円、営業利益245億5700万円、経常利益249億1500万円、最終利益53億3200万円(2023年9月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
4751
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