【ゲーム株概況(1/23)】シリーズ最新作『メダロットS』を配信開始のイマジニアが後場買われる 国内証券が目標株価引き上げのカプコンもしっかり

1月23日の東京株式市場では、日経平均は反落し、前日比235.91円安の2万3795.44円で取引を終えた。中国・武漢市で新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために公共交通機関の運行を停止する措置が発表されたこともあり、中国景気の減速懸念が広がったほか、為替が1ドル=109円台半ばまで円高方向に振れたこともあり、朝方から売り物に押される展開となった。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、全般に軟調な銘柄が目立つ中で、イマジニア<4644>が後場に入って買われた。イマジニアは、前場引け後に『メダロット』シリーズの最新作となるスマートフォン向けRPG『メダロットS』の配信を開始したことが素直に好感されたようだ。

また、みずほ証券がレーティング「買い」を継続し、目標株価を3500円から3700円に引き上げたカプコン<9697>がしっかり。

そのほか、日本ファルコム<3723>やgumi<3903>、ギークス<7060>などが散発高した。

半面、ケイブ<3760>やサイバーステップ<3810>の下げがきつく、ブロックチェーンゲーム『コントラクトサーヴァント』の正式サービスを開始したアクセルマーク<3624>も目先材料出尽くし感から売り優勢となった。


■関連銘柄
イマジニア株式会社
https://www.imagineer.co.jp/

会社情報

会社名
イマジニア株式会社
設立
1986年1月
代表者
代表取締役社長兼CEO 澄岡 和憲
決算期
3月
直近業績
売上高66億4000万円、営業利益5億9600万円、経常利益9億3200万円、最終利益6億1000万円(2023年3月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
4644
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