【決算カレンダー】2019年10~12月期の決算発表シーズンが本格化 アカツキは『ユニゾンエアー』がフル寄与 新作動向に注目のサイバーエージェント

2019年10~12月期の決算発表シーズンが今週末より本格化し、ゲーム関連株の決算発表も今週末1月24日発表のベクター<2656>からスタートする。

今回の記事では、まずは発表シーズンの前半となる1月中に発表を予定している銘柄を取り上げる。1月中の発表のピークは1月31日となり、この日はバンク・オブ・イノベーション<4393>が第1四半期、ユナイテッド<2497>とドリコム<3793>、アカツキ<3932>、イマジニア<4644>、マーベラス<7844>が第3四半期決算の発表を予定している。

また、本決算の発表を予定しているのは、ともに1月29日に発表を予定しているモバイルファクトリー<3912>とLINE<3938>となっている。

なお、Social Game Infoでは、この決算発表シーズンも決算記事を随時更新していくほか、決算説明会のレポートも引き続き、リソースの許す限り行っていく方針だ。
 

【注目銘柄①】アカツキ<3932>


『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』『ロマンシング サガ リ・ユニバース』など他社パブリッシングの主力タイトルに加え、この第3四半期には9月24日にリリースした自社パブリッシングの最新作『UNI’S ON AIR(ユニゾンエアー)』がフル寄与してくる。『ユニゾンエアー』は、ストアランキングでもおおむね好調な推移が続いており、どのくらいの収益貢献となっているのか注目されるところ。
 

【注目銘柄②】サイバーエージェント<4751>


AbemaTVを中心とするメディア事業の育成にやや時間がかかっている感は否めないが、ゲーム事業は『グランブルーファンタジー』や『プリンセスコネクト!Re:Dive』『バンドリ!ガールズパーティ!』など既存の主力タイトルの貢献に加え、10月25日にリリースした子会社アプリボットの新作『ブレイドエクスロード』が順調なスタートを切っており、収益性が上向いてくることが期待される。また、子会社サムザップが2020年2月末にリリースを予定する『この素晴らしい世界に祝福を!ファンタスティックデイズ』も事前登録者数50万人を突破するなど期待がかかる。

 
発表予定日 コード 会社名 決算期末 種別
1月24日 2656 ベクター 3月 3Q
1月27日 3635 コーエーテクモHD 3月 3Q
1月28日 9478 SEHD&インキュベーションズ 3月 3Q
1月29日 3912 モバイルファクトリー 12月 本決算
1月29日 3938 LINE 12月 本決算
1月29日 4751 サイバーエージェント 9月 1Q
1月30日 4347 ブロードメディア 3月 3Q
1月30日 4348 インフォコム 3月 3Q
1月30日 7974 任天堂 3月 3Q
1月30日 9437 NTTドコモ 3月 3Q
1月30日 9766 コナミHD 3月 3Q
1月31日 2497 ユナイテッド 3月 3Q
1月31日 3793 ドリコム 3月 3Q
1月31日 3932 アカツキ 3月 3Q
1月31日 4393 バンク・オブ・イノベーション 9月 1Q
1月31日 4644 イマジニア 3月 3Q
1月31日 4816 東映アニメーション 3月 3Q
1月31日 7844 マーベラス 3月 3Q
1月31日 9433 KDDI 3月 3Q
株式会社サイバーエージェント
http://www.cyberagent.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社サイバーエージェント
設立
1998年3月
代表者
代表取締役 藤田 晋
決算期
9月
直近業績
売上高7202億0700万円、営業利益245億5700万円、経常利益249億1500万円、最終利益53億3200万円(2023年9月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
4751
企業データを見る
株式会社アカツキ
http://aktsk.jp/

会社情報

会社名
株式会社アカツキ
設立
2010年6月
代表者
代表取締役CEO 香田 哲朗
決算期
3月
直近業績
売上高243億3600万円、営業利益57億円、経常利益52億700万円、最終利益13億4200万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3932
企業データを見る