京セラとブルーイノベーション、ドローンを利用した移動通信中継局を共同開発 災害現場などで電波が届かないエリアを想定


京セラ<6971>とブルーイノベーションは、1月15日、ドローンを利用した移動通信中継局を共同開発すると発表した。

"移動通信中継局"は、災害現場などの携帯電話の電波が届かないエリアで、通信中継局機能を持つ複数のドローンを飛行させることで、平常時と同じように携帯電話での通信を可能にする。
 
ドローン内の通信ユニットが通信エリアを判断し、自動で通信網を形成することができるという。なお、同中継局は2021年度中の商用化を目指し、開発を進めているとしている。

■開発における各社の役割

・ブルーイノベーション
移動通信中継局システム中のバックエンドシステム(サーバー対応)、フロントエンドシステム(画面インターフェース)の構築

京セラ
ドローン中継局に搭載するLTE網、5G網の構築ができるセルラー通信ユニットの開発