ソフトウェアテストのSHIFT<3697>は、1月9日、2020年8月期の第1四半期（9～11月）の連結決算を発表、売上高60億9800万円（前年同期比54.2％増）、営業利益5億9500万円（同86.8％増）、経常利益6億900万円（同90.3％増）、最終利益3億8300万円（同97.9％増）となった。
セグメント別の状況は以下の通り。
①エンタープライズ市場…売上高54億4500万円（前年同期比55.1％増）、営業利益10億4900万円（同20.2％増）
従前より注力業界として定めていた金融・流通業界に加えて、製造業・通信業などの顧客に対して長期的な関係構築を視野に入れたプロジェクトへの参画が進み、売上高が徐々に増加した。
②エンターテインメント市場…売上高6億5300万円（同47.0％増）、営業利益1億2100万円（同25.5％増）
競合との差別化を図ることによる業界内認知度の向上や、既存顧客からの売上高が増加したことにより、収益基盤の拡大が進んだ。
なお、2020年8月期通期の連結業績予想については、従来予想から変更なく、売上高280億円（前期比43.4％増）、営業利益24億円（同55.8％増）、経常利益24億円（同55.4％増）、最終利益14億5000万円（同49.4％増）の見込み。
