【ゲーム株概況(11/29)】子会社WFSの新作発表などを材料にグリーが反発 日本一ソフトやトーセが売られる ギークスも5日ぶりに反落

11月29日の東京株式市場では、日経平均は続落し、前日比115.23円安の2万3293.91円で取引を終えた。為替が1ドル=109円台後半へと円安方向に振れたことで朝方は買いが先行したものの、一巡後はアジア市場安や米中対立への懸念からマイナス圏に沈む展開となった。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、全般にさえない動きが目立つ中で、グリー<3632>が反発した。グリーは、子会社のWFSがビジュアルアーツとの協業による新作『Heaven Burns Red(ヘブン バーンズ レッド)』を前日11月28日に発表したことなどが評価材料となっているようだ。

また、サイバーステップ<3810>やエクストリーム<6033>、モブキャストHD<3664>、マイネット<3928>などがしっかり。

半面、日本一ソフトウェア<3851>は利益確定の売り物が続き、トーセ<4728>の下げもきつい。ギークス<7060>は、エース証券が投資判断を新規に「強気」とし、目標株価を1870円に設定したものの、直近4日続伸していた過熱感もあって、この日は5日ぶりに反落した。


■関連銘柄
グリー株式会社
http://www.gree.co.jp/

会社情報

会社名
グリー株式会社
設立
2004年12月
代表者
代表取締役会長兼社長 田中 良和
決算期
6月
直近業績
売上高754億4000万円、営業利益124億9800万円、経常利益130億8600万円、最終利益92億7800万円(2023年6月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3632
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