アドフラウド対策ツール「SpiderAF」を提供するPhybbit、三菱UFJキャピタルらから約3.2億円の資金調達



アドフラウド対策ツール「SpiderAF」を提供するPhybbit(フィビット)は、 三菱UFJキャピタル、日本ベンチャーキャピタル(NVCC)、 アコード・ベンチャーズ、 Darwin Venturesの4社と個人投資家で元マイクロソフトの中島聡氏を引受先とした総額3.2億円の第三者割当増資をシリーズAラウンドで実施したことを発表した。 今後は新規顧客獲得獲得のためマーケティングと採用を強化し事業拡大を目指す。

「SpiderAF」は、 誰でも簡単にアドフラウド対策を行えるよう、 自動化・非属人化に特化した、 AI搭載アドフラウド対策ツール。 アドネットワーク事業者をはじめ、 代理店、 広告主まで広く利用できるツールを目指す。2018年12月には日本初の複数事業者でブラックリストを共有する「SHARED BLACKLIST (シェアードブラックリスト、 以下SBL)」の提供を開始した。

SBLとは、 自社またはサービスにおいて収集したアドフラウドの情報を共有することに賛同した事業者のみが共有できるブラックリストで、 各社が一丸となって広告業界の健全化を目指す新たなアドフラウド対策になるという。