【ゲーム株概況(11/14)】『ぼくドラ』などをイグニスから取得のドリコムが一時700円台乗せ ZHDとの経営統合報道でLINEが急騰 フリューも高い

11月14日の東京株式市場では、日経平均は続落し、前日比178.32円安の2万3141.55円で取引を終えた。中国の10月経済指標が市場予想を下回る内容となったことを嫌気し、後場に入って下げ幅を拡大した。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、ドリコム<3793>が一時700円台に乗せるなど終日プラス圏で推移した。ドリコムは、前日11月13日にイグニス<3689>の子会社スタジオキングからスマートフォン向けゲームアプリ『ぼくとドラゴン』及びブラウザゲーム『猫とドラゴン』の2タイトルを5億2000万円(予定)で取得すると発表したことが市場から材料視されたようだ。

また、アエリア<3758>やフリュー<6238>、アクセルマーク<3624>なども買われた。フリューは、第2四半期決算の発表とともに、男性向けスマホゲームから撤退することや自社株買いの実施などを発表しており、特に自社株買いがポジティブに評価されているもよう。

なお、ヤフーを傘下に収めるZホールディングス(HD)<4689>との経営統合が報じられたLINE<3938>は4日続伸となり、一気に5000円台を回復した。

半面、ケイブ<3760>が大幅反落し、前日に決算発表を行ったイグニスやモブキャストHD<3664>、ギークス<6758>なども安い。


■関連銘柄
株式会社ドリコム
http://www.drecom.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ドリコム
設立
2001年11月
代表者
代表取締役社長 内藤 裕紀
決算期
3月
直近業績
売上高108億円、営業利益22億8100万円、経常利益21億9200万円、最終利益11億5900万円(2023年3月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3793
企業データを見る
LINE株式会社
http://linecorp.com/

会社情報

会社名
LINE株式会社
設立
2019年12月
代表者
代表取締役社長 出澤 剛/代表取締役 慎 ジュンホ
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