イグニス、19年9月期の予想を下方修正 営業損益は従来予想の3000万円の黒字から7億円の赤字に転落 新作ゲーム苦戦やVR分野の先行投資などで

イグニス<3689>は、9月17日、2019年9月期の連結業績予想の修正を発表、売上高は従来予想の60億円から55億円(増減率8.3%減)と下方修正され、営業損益は従来予想の3000万円の黒字から7億円の赤字、経常損益は同1000万円の黒字から8億円の赤字、最終損益は同500万円の黒字から3億5500万円の赤字と大幅な赤字予想に修正された。
 

修正の理由は、ゲームジャンルにおいて、スマートフォン向けゲーム『でみめん』と、ブラウザゲーム『猫とドラゴン』の売上高は想定を下回って推移したことに加え、VR分野において、8月13日にリリースしたバーチャルライブアプリ「INSPIX LIVE」の開発にに対する事業投資として研究開発費や人件費などが多く発生したため。

また、これらを補うために進めていた一部プロダクトの売却・譲渡に関する協議が長引いており、今期中の実現が困難となったことも影響している。
株式会社イグニス
http://1923.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社イグニス
設立
2010年5月
代表者
代表取締役社長 銭 錕(センコン)/代表取締役CTO 鈴木 貴明
決算期
9月
企業データを見る