ユークス、中間の営業益予想を3億1000万円から500万円に大幅下方修正 ロイヤリティ未達 新規案件へのシフトで原価率が一時上昇

ユークス<4334>は、この日(9月5日)、第2四半期累計(2~7月)の連結業績予想を下方修正し、営業利益を従来予想の3億1000万円から500万円に引き下げた。利益率の高いロイヤリティ収入が5~7月においては未達であったこと、WWEゲームシリーズに代わる新規案件にシフトしていく過程で一時的に原価率が上昇したことを主な理由にあげた。

さらに為替の変動に伴い、為替差損2400万円も営業外費用として発生し、経常利益を4億3300万円から8000万円に、最終利益を2億9300万円から6000万円にそれぞれ引き下げた。グループの保有する外貨建債権債務を為替相場で評価したことに伴い、発生した。

ただ、売上高については、27億4800万円となり、ほぼ予想(27億8100万円)に沿った着地となった。3Dアクションシューティングゲーム「EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN」(PS4用)をはじめとした受託タイトルの開発が順調に推移したとのこと。

 


なお、2020年1月期の業績予想は変更しない、としている。
株式会社ユークス
http://www.yukes.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ユークス
設立
1993年2月
代表者
代表取締役社長 谷口 行規
決算期
1月
直近業績
売上高40億8700万円、営業利益1億7900万円、経常利益2億8200万円、最終損益13億4900万円の赤字(2024年1月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
4334
企業データを見る