グーグル、Google Playの子供・ファミリー向け保護を強化 アプリに加え広告やストア文言も審査 大きなアップデートは1週間前提出を呼びかけ

Google(グーグル)は、Google Play のポリシーにおいて、子供やファミリー向けの保護機能を強化したことを本日付の公式ブログで明らかにした。これに伴い、すべてのデベロッパーは、Google Play Consoleの新しいターゲット ユーザーとコンテンツのセクションへの記入を9月1日までに完了してほしい、としている。まだ完了していない場合は、できる限り速やかにデベロッパー向けガイドラインを確認のうえ登録してほしいとのこと。

新しいポリシーにアプリが準拠しているか審査を慎重に行っているため、一部のアプリは通常時と違い完了まで最大7日程度かかり、場合によってはそれ以上の時間を必要とする場合もあるという。また、ターゲット ユーザーおよびコンテンツのセクションで不正確な回答をされた場合も審査に時間がかかるとした。


・配信しているアプリが、子供を対象にしているかどうかを慎重に検討する。
・対象ユーザーに子供が含まれる場合、アプリはコンテンツや個人を識別できる情報の扱い方についてのポリシー要件を満たす必要がある。
・子供に表示されるアプリ内広告は、適切なものでなければならない。そのためファミリー ポリシーに関するコンプライアンス認定を受けている広告ネットワークから配信されている必要がある。
・アプリの対象ユーザーに子供が含まれない場合は、アプリが子供の興味をひかないようにする必要がある。Google Play では、アプリのマーケティングに使用する画像や動画、ストア掲載の文言をダブルチェックする。必要な場合は、修正を依頼することがある。


グーグルでは、既存アプリをアップデートするたび、Google Play の審査に時間がかかるとの注意喚起も行なった。重要で大きなリリースまたはアップデートをするときは、その公開日より最低でも1週間前に Google Play Consoleへ登録してほしいとした。また、緊急時以外、審査中にアプリのアップデートを再送信しないよう注意してほしいと呼びかけた。
 

子供そしてファミリーにとってより安全な Google Play へ

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