アニメ制作事業を手掛けるガイナ、2019年3月期の最終利益は141万円…「官報」で明らかに 劇場アニメ「蒼きウル」などを制作中

木下グループ傘下でアニメーション制作事業を手掛けるガイナは、8月20日付の「官報」に第5期(2019年3月期)の決算公告を掲載し、最終利益は141万円だった。

同社は、アニメ制作会社ガイナックスによってアニメミュージアム「福島さくら遊学舎」の運営などを行う福島ガイナックスとして2014年11月に設立されたのが前身。その後、ガイナックスから独立し、東京にアニメ制作スタジオを設立した。さらに2018年7月に木下グループに全株式を譲渡して傘下に入り、同年8月に商号をガイナに変更し、東京のアニメ制作スタジオに本店を移した。

現在は、アドバイザーに貞本義行氏と山賀博之氏を迎え、劇場アニメ「蒼きウル」やオリジナルアニメ「トップをねらえ3」(仮題)、「あくびをするにはワケがある」、新企画子供向けアニメ番組「レスキューアカデミア」などの制作に取り組んでいる。

なお、「福島さくら遊学舎」の運営は、2018年8月に新たに設立した福島ガイナに移管している。その福島ガイナも8月20日付の「官報」に第1期(2019年3月期)の決算公告を掲載しており、最終利益は179万円となっている。
 
ガイナ

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ガイナ
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shibata
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