【ゲーム株概況(8/14)】目先の悪材料出尽くしとの見方でコロプラが大幅反発 野村が投資判断「Buy」継続の任天堂は4万円台回復 BOIはS安

8月14日の東京株式市場では、日経平均株価は反発し、前日比199.69円高の2万655.13円で取引を終えた。米国の対中関税の一部が12月に先送りになると伝えられたことで、米中貿易摩擦への警戒感が後退し、朝方から買いが先行した。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、第3四半期決算と同時に『最果てのバベル』に関わる不適切な取引の問題に関する報告書が開示されたことで、目先の悪材料が出尽くしたとの見方からコロプラ<3668>が大幅反発し、ボルテージ<3639>やミクシィ<2121>、モバイルファクトリー<3912>なども買われた。

野村証券が目標株価こそ5万7000円から5万2000円に引き下げたものの、投資判断「Buy」を継続した任天堂<7974>も7営業日ぶりに4万円台を回復した。

半面、バンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>がストップ安となるなど急反落し、アクセルマーク<3624>やカヤック<3904>の下げもきつい。

カヤックは、前日8月13日に発表した第2四半期決算が2億8000万円の営業赤字計上となったことが嫌気されているもようだ。


■関連銘柄
株式会社コロプラ
https://colopl.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社コロプラ
設立
2008年10月
代表者
代表取締役会長 チーフクリエイター 馬場 功淳/代表取締役社長 宮本 貴志
決算期
9月
直近業績
売上高309億2600万円、営業利益28億5800万円、経常利益32億7600万円、最終利益18億9300万円(2023年9月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3668
企業データを見る