【ゲーム株概況(7/9)】アクセルマークが大幅反発 材料難のなか中小型株に短期資金 「漫画村」元運営者が身柄拘束との報道で電子書籍関連に物色

本日(7月9日)の東京株式市場は反発。日経平均株価は、前日比30.80円高の2万1565.15円でこの日の取引を終えた。円安を好感して朝方から買われたものの、後場では、上海市場の下落や米国株の指数先物の下落を嫌気して、一時、マイナスになる場面もあった。

こうしたなか、ゲーム関連株を見ていくと、アクセルマーク<3624>が大幅反発し、ストップ高となった。全体相場が為替や海外市場の動向に一喜一憂するなか、それらの影響が薄い中小型株に短期資金が向かっており、その一角として買われたもようだ。

為替が円安に触れてきたこともあって、任天堂<7974>がこじっかり。ロイターがNintendo Switchの一部生産を中国からベトナムに移管すると報じられたことも材料視された。対中国の輸入関税のリスクが軽減されるとの期待が広がったようだ。

スクエニHD<9684>やバンダイナムコHD<7832>、セガサミーHD<6460>、コーエーテクモHD<3635>、コナミホールディングス<9766>など大手ゲーム関連株も高い。

このほか、「漫画村」の元運営者が逮捕されたとの報道を受けて、電子書籍関連の銘柄の物色されたとのこと。インフォコム<4348>やビーグリー<3981>、AMAZIA<4424>、イーブックイニシアティブジャパン<3658>などが高い。


■ゲーム関連株