メディア工房、3Qは売上高9%減、営業益50%減で着地 占いコンテンツ、ゲームコンテンツ事業ともに減収減益に メディア事業は増収も費用先行

メディア工房<3815>は、7月5日、2019年8月期の第3四半期累計(9~5月)の連結決算を発表、売上高14億7000万円(前年同期比9.6%減)、営業利益3000万円(同50.0%減)、経常利益3300万円(同44.8%減)、最終利益2000万円(同5.4%減)となった。
 

主なセグメント別の状況は以下の通り。

①占いコンテンツ事業…売上高12億4000万円(前年同期比6.7%減)、営業利益3億9100万円(同1.5%減)
引き続き、One to Oneサービスが、開発・改修時期である占いコンテンツ事業の収益減少を下支えた。

②ゲームコンテンツ事業…売上高1億7300万円(同31.4%減)、営業利益700万円(同62.9%減)
ルイスファクトリーを中心にゲーム配信や運営を行っているほか、新規自社タイトルの制作に向け、企画の立案、推進を行ったが、運営タイトル数の減少や運営期間の長期化による既存タイトルの収益性低下が影響し、減収となった。なお、ブルークエストに関しては、収益性を勘案した結果、事業規模を縮小している。

③メディア事業…売上高5100万円(同24.5%増)、営業損益2100万円の赤字(前年同期1600万円の赤字)
既存メディアにおける広告枠の拡大及び収益体制の多角化によりに売上が増加したものの、第4四半期期間にリリースする新規メディア数本の制作費が、利益を下押しした。

なお、2019年8月期通期の予想については、従来予想から変更なく、売上高22億円(前期比1.3%増)、営業利益1億5000万円(同106.5%増)、経常利益1億4000万円(同97.9%増)、最終利益8000万円(同290.0%増)、EPS7.83円の見込み。
 
株式会社メディア工房
https://www.mkb.ne.jp/

会社情報

会社名
株式会社メディア工房
設立
1997年10月
代表者
代表取締役社長 長沢 一男
決算期
8月
上場区分
東証グロース
証券コード
3815
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