テレビ朝日がeスポーツイベント「RAGE」に参画決定! CyberZとエイベックスと協業 地上波での展開も視野に


CyberZとエイベックス・エンタテインメントは、7月4日、両社が合同で共催するeスポーツイベント「RAGE」に新たにテレビ朝日が参画し、eスポーツの分野で協業していくことを発表した。今後は地上波での展開も視野に入れているという。

今回の協業にあたっての背景や目的、各社の役割分担については以下のように説明している。また、各社の代表よりコメント も届いているので、そちらも併せてお届けしていく。

■協業の背景・目的 
2015年にCyberZが起ち上げ、2017年にエイベックス・エンタテインメントと協業をはじめたeスポーツブランド「RAGE」は年4回開催しており、来場数、視聴数共に日本最大規模のeスポーツイベントとなっている。スター選手の発掘に注力する一方、2018年からはプロリーグが始まり、様々な企業やチームが参入し、「RAGE」では数多くのeスポーツプレイヤーが目指したいと思えるような舞台や環境を整えることに尽力してきた。今後はテレビ朝日の参画のもと、保有するネットワークを通し、eスポーツを題材にしたテレビ番組や試合中継などの地上波展開をおこなうことで、新たなファン開拓を目指した幅広い層への知名度向上をはかり、eスポーツ市場のさらなる発展に取り組んでいくという。

■協業の内容・分担 
「RAGE」が開催するイベント、大会、リーグの企画・制作・運営・配信・放送を3社で提供していく。なかでも、大会やリーグの企画・運営・配信をCyberZ、イベントの制作・プロデュースをエイベックス・エンタテインメント、映像制作・地上波放送をテレビ朝日が担当し、オンライン、オフラインに加え地上波メディアを活用し様々なユーザーとのタッチポイントを増やし、eスポーツのプラットフォームを構築していくとのこと。

■各社代表のコメント 
<株式会社 CyberZ 代表取締役社長:山内隆裕>

「RAGE」は2015年にスタートしてから早4年目を迎え、来場者が3.5万人を突破、ネット視聴者数も700万視聴を越え、国内でも最大規模に成長してきています。今後、さらに幅広い方々にeスポーツを楽しんでいただくためには、スター選手を生み出すことが最重要事項だと考えております。今回、テレビ朝日様と強固なパートナーシップを組むことによって、RAGE事業の放送面が加速度的に推進され、eスポーツの選手たちをマスに露出していくような取り組みが増えていくと思います。エンターテインメントのリーディングカンパニーであるエイベックス・エンタテインメント様も含む3社で手を取り合い、RAGE事業を力強く成長させ、eスポーツ産業全体を盛り上げて参ります。

<エイベックス・エンタテインメント株式会社 代表取締役社長:黒岩克巳>
お陰様で、この「RAGE」もCyberZ様と協業を行いはじめてから2年もの間続けさせていただくことが出来ております。これまでは、大会やリーグの企画・運営・配信をCyberZ様、イベントの制作・プロデュースを私共で行って参りましたが、今年より、新たにテレビ朝日様にも御参画頂くということで、高いクオリティの映像制作力と、より多方面に対してのメディア発信力を加えられることに、大きな感謝と期待を感じております。今後は、私共エイベックスとしても、エンタテインメント性をさらに追及すると共に、この「RAGE」を日本国内だけでなく、世界からも注目されるようなグローバルなコンテンツにしていきたいと考えていますので、今回の協業の実現により、少しでも多くの皆様に認知をして頂くことができるということは、非常に重要であると考えています。3社がしっかりとタッグを組んで、日本eスポーツ界を席巻していける存在になりたいと思っています。

<株式会社テレビ朝日 代表取締役社長・COO:亀山慶二> 
この度、テレビ朝日は、CyberZ様、エイベックス・エンタテインメント様が育ててきた「RAGE」ブランドに参画させて頂き、日本を代表するeスポーツブランドへの成長に貢献すること、そして「eスポーツ」をテレビ朝日の新たな放送/配信コンテンツとして確立していくことを固く決意した次第です。これまでテレビ朝日は関係各所と緊密に連携しながら、サッカーW杯最終予選をはじめとするアジアサッカー連盟(AFC)主催大会、フィギュアスケートGPシリーズ、ゴルフの全英オープン/全米オープン、ワールド・ベースボール・クラシックやプレミア12をはじめとする野球コンテンツ、世界バドミントンや世界水泳、世界体操といった様々なスポーツイベントを、地上波・BS・CS放送ならびにインターネット配信し、感動や興奮を日本中に届けて参りました。これらの経験や知見を活かし、eスポーツが多くの方々に認められ、日本の文化として根付いていくよう、真摯に役割を果たしていきます。今後の「RAGE」およびテレビ朝日のeスポーツ展開にぜひご期待ください。



■「RAGE」
 

公式サイト

公式Twitter

公式Facebook

公式Instagram

株式会社CyberZ
https://cyber-z.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社CyberZ
設立
2009年4月
代表者
代表取締役社長CEO 山内 隆裕
決算期
9月
企業データを見る