カヤック、福岡県八女市を拠点として木材加工業を展開する八女・流域資本を買収

カヤック<3904>は、先週末(6月28日)、福岡県の八女市を拠点として木材加工業を展開する八女・流域資本を買収することを明らかにした。八女・流域資本が実施する総額510万円・510株の第三者割当増資を引き受けるという。同社の所有比率は98.1%となる。

今回買収した八女・流域資本は、今年2月、福岡県下で最大の森林を持つ八女市ならではの循環型林業モデルの構築を目的に設立された会社だ。今後、木材加工・卸売、建築業、地域プロモーション、賃貸住宅事業などを一貫して行っていくとのこと。

カヤックは、これまで八女市で八女里山賃貸への出資を通じ、定住・移住希望者の新しいライフスタイル構築を支援し、4月には「旅する支社(社員が一定期間、働きたい場所にオフィス兼住居を借りて、仕事をする制度)」を八女市で実施した。

カヤックでは、日本各地において地域活性化事業を行っているが、八女地域における複合的事業を展開するにあたっての戦略拠点として八女・流域資本を位置づける、としている。
株式会社カヤック
http://www.kayac.com/

会社情報

会社名
株式会社カヤック
設立
2005年1月
代表者
代表取締役CEO 柳澤 大輔/代表取締役CTO 貝畑 政徳/代表取締役CBO 久場 智喜
決算期
12月
直近業績
売上高174億6700万円、営業利益10億2100万円、経常利益10億3800万円、最終利益5億1100万円(2023年12月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3904
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