マイネット<3928>の上原仁社長(写真)は、本日(5月16日)開催の決算説明会で、「PARADE商品」と呼んでいるツールやアセットの商品群を開発しており、数タイトルで導入しその効果を試算したところ、第1四半期だけで1億4300万円の利益創出(同社では貢献利益としている)につながっていると明らかにした。
同社では、運営タイトルのデータをもとに開発したツールや、キャラクターなどのアセットを「PARADE商品」と呼んでいる。デッキ分析や相互創客パッケージ、ASOパッケージ、IPコラボパッケージなど売上アップにつながる商品や、12万キャラクターのイラストアセット、ダッシュボードなどコストダウンにつながる商品を20種類ほど用意しているそうだ。
第1四半期末で37タイトルと他社では真似できないタイトル数を運営する同社ならではといえるものだが、「PARADE商品」をタイトル運営に活用していくことで、付加価値の創出が可能になっているという。上原社長は、「導入件数自体はまだまだ少ない」とし、今後、他の運営タイトルに展開していくことでさらなる利益の創出が可能との見方を示した。
会社情報
- 会社名
- 株式会社マイネット
- 設立
- 2006年7月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 岩城 農
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高87億1700万円、営業利益1億6800万円、経常利益1億2500万円、最終利益1億4300万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3928