グリーベンチャーズ、天野雄介氏、堤達生氏と新ファンド「STRIVE」を設立…150億円を運用しアーリーステージのスタートアップを支援



グリーベンチャーズは、5月14日、東京及びシンガポールに拠点をおくベンチャーキャピタルファンドを運用する天野雄介氏、堤達生氏と新ファンドとして「STRIVE III有限責任事業組合」を無限責任組合員とする「STRIVE III投資事業有限責任組合」(「STRIVE III」)の一次募集を完了し、運用を開始した。

STRIVE IIIの主な出資者は、中小企業基盤整備機構、グリー、みずほ銀行、みずほキャピタルなどとなる。STRIVE IIIは本年末までを目処として引き続き出資者の募集を行い、ファンド規模を150億円まで拡充していく予定。

また、新ファンドの組成に合わせ新たにファンド名及び俗称を「STRIVE」(ストライブ)に決定。STRIVEは、「努力する、励む、闘う」等を意味する英単語で、起業家の野心やそれを実現するための努力や汗、積極的なハンズオンなどスローガンや投資スタイルに近いニュアンスを持つという。

STRIVE IIIは、これまでのファンドと同様に日本、東南アジア及びインドにおける主にアーリーステージのスタートアップ企業へのハンズオン投資を実施する。

特にSTRIVE IIIからはハンズオン専門のチームを設立し、採用やコミュニティ運営等の投資後のバリューアップ支援を強化する。既に日本で唯一のe-KYC・本人確認APIサービス「TRUSTDOCK」を提供するTRUSTDOCKや、インドで塾向け管理ツール「Classplus」を提供するBunch Microtechnologiesに投資している。
STRIVE(旧グリーベンチャーズ)

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