吉本興業出資のmUniSm、無料ゲーム制作ツール「mUniSm」を開始…スマホだけで本格的なゲームアプリが作れる!



吉本興業が出資するITベンチャー企業mUniSmは、 誰でもインターネット上で手軽にゲームやアプリを制作することができるWEBサービス「mUniSm(ミューニズム)」を本日(4月25日)、ローンチした。特別な専門知識がなくても、サイト上で必要な設定をするだけで、自分のオリジナルのソーシャルゲームを世の中に公開することができる。

同社には、吉本興業の100%子会社「よしもとインベストメント」が運用する「よしもとベンチャーファンド」が出資している。「誰でもゲームを作ることができる世界」を目指し、 専門知識や専門技術、 IT機材などがなくても簡単にゲーム制作ができる仕組みを開発した。 

制作できるゲームは、 読み物ゲームの「ビジュアルノベルゲーム」やソーシャルゲームタイプの「RPG」。今後、 専用のプラグイン(機能拡張プログラム)を追加することで「リズムゲーム」や「パズルゲーム」、「FPSゲーム」、 「MOBAゲーム」(オンラインバトルゲーム)などにも対応する予定。

さらに、位置情報プラグインを追加すれば、 「ポケモンGO」タイプの位置情報ゲームも作れるようになり、仮想通貨プラグインを追加すれば仮想通貨に対応したゲームも作れるようになる。

このほか、AndroidやiPhoneといった各種スマートフォンにも対応しており、 スマホの操作のみでゲームアプリを制作することができる。 



【ゲーム制作手順】
1.ミューニズムの公式サイト上で作りたいゲームの種類(RPGやノベルゲーム)を選択し、 ユーザー登録をする。

2.その後、 手順に沿って設定項目(シナリオやキャラクター、 ダンジョン、 課金ガチャなどの設定)を入力する。

3.設定が終わると、 オンラインで自動的にiOSアプリ、 Androidアプリ、 PCソフト(ウィンドウズ・Mac)、 WEBブラウザアプリ、 ゲーム公式ページが作成されダウンロードできる。 

4.自分のタイミングで「公開スイッチ」をオンにするだけで、 自分のゲームが世界に公開される。

 
※キャラクター画像などのゲーム素材は、 あらかじめ用意されている無料素材が使えるほか、 自分のデータをアップロードして使うこともできるし、 ほかのクリエイターが作ったものをサイト内ショップで購入することもできる。 
※GooglePlayとAppStoreで配信手続きをすれば、 ソーシャルゲームで一般的な課金機能(ゲーム内通貨を利用したガチャやアイテムの価格設定)を導入することができ、 自分のゲームで収益を上げることも可能。 


ミューニズムのサイトでは、 サービスを無料で利用できる「フリープラン」のほか、 ゲームにかかわるデータ通信量に応じた3パターンの「月額プラン」を用意しています。 ゲーム自体のデータ量に加え、 自分の作ったゲームのプレイヤーが増えれば増えるほど通信量が増大するので、 ゲームの“成長”に合わせて月額プランを切り替えていくことになる。つまり、 「人気で大規模なゲーム」ほど利用料が増えていく。 

ミューニズムの収益は、 こうしたサーバー利用料のほか、 ゲーム素材販売手数料、 広告配信手数料、 アプリ登録代行手数料、 ユーザーの課金収益分配手数料を想定している。 スマートフォンアプリ化など今後もサービスを拡張していき、 ユーザー数はローンチから3年間で100万人を目指す。 


 
商品概要【サービス名】「mUniSm(ミューニズム)」

【サービス開始日】
2019年3月21日

【月額プラン】
フリープラン:無料(最大転送量100MB/月)
ライトプラン:月額$5(最大転送量500MB/月)
ベーシックプラン:月額$29(最大転送量2500MB/月)
プレミアムプラン:月額$48(月5000MB以上の転送量/MB)


 

「mUniSm(ミューニズム)」