経済産業省、サスメドのブロックチェーン技術を用いた臨床データのモニタリングシステムに関する実証計画を「規制のサンドボックス制度」の認定案件に

経済産業省は、「規制のサンドボックス制度」の経済産業省第3号認定案件として、サスメドが行う、ブロックチェーン技術を用いた臨床データのモニタリングシステムに関する実証計画を認定した。

「規制のサンドボックス制度」は、生産性向上特別措置法に基づき、新しい技術やビジネスモデルを用いた事業活動を促進するために創設された。

この制度は、参加者や期間を限定することなどにより、既存の規制の適用を受けることなく、新しい技術などの実証を行うことができる環境を整えることで、迅速な実証を可能とするとともに、実証で得られた情報・資料を活用できるようにして規制改革を推進する制度。

今回認定された実証計画では、臨床研究のモニタリングにおいて、従来の方法よりも費用対効果が高く、かつデータの正確性が担保されたモニタリングを可能とすることが期待されるブロックチェーン技術を活用するという。

将来的には、治験や特定臨床研究において活用することで、研究開発コストの低減などを通じ、日本の医療分野における国際競争力の維持・強化と、社会保障の持続可能性に貢献することを目指すとのこと。
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