2018年度知財アクセラレーションプログラム成果事例集が公開…スタートアップの知財マネジメントに役立つ事例やノウハウを紹介

経済産業省は、知財とビジネスの両面からスタートアップを支援する「知財アクセラレーションプログラム」(IPAS)について、2018年度の成果事例集を作成した。特許庁のスタートアップ向け知財ポータルサイト「IP BASE」で公開している。

IPASとは、特許庁が2018年度に初めて実施した知財に特化したアクセラレーションプログラム。このプログラムでは、支援先スタートアップに知財の専門家とビジネスの専門家からなるメンタリングチームを派遣し、ビジネスに合った知財戦略の構築を支援する。

2018年度の第1期においては、スタートアップ10社について、昨年10月から12月の約3か月間にわたってメンタリングを実施。3月14日の成果報告会(デモデイ)では、支援先スタートアップから、IPASで得た成果を発表したという。

成果事例集では、IPASの中で各社が得た成果や知見を、他のスタートアップにも広く知ってもらい、各社の知財マネジメントに活かしてもらうために作成したという。

2018年度のプログラムにおいて実際にでてきた事例をもとに、ビジネスと知財に関する9つの課題と、それに対する解決方法をまとめた。例えば、他者との共同研究契約における知財条項の検討や特許出願の際の注意点など、事業戦略と切っても切り離せない知財戦略の考え方も解説している。


 

「IP BASE」

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