復元石切丸「刀剣奉納」プロジェクトのクラウドファンディングが本日開始 『刀剣乱舞-ONLINE-』も賛同 早くも目標達成、目標の170%に到達



​パルコのクラウドファンディング サービス「BOOSTER(ブースター)」は、 お百度参りや腫れ物の神様として大阪で「いしきりさん」の 名で親しまれている「石切劔箭(いしきりつるぎや)神社」が実施する「復元 石切丸『刀剣奉納』プロジェクト」を3月26日より開始した。すでに目標金額1000万円を遥かに上回る1700万円の支援が集まっている(3月26日20時30分現在)。これからさらに増えることになりそうだ。

石切劔箭神社が所蔵する重要美術品「太刀 石切丸」の文化財としての価値が高く、現在本殿内陣に奉納ができない状況にあるため、 改元奉祝として平安時代に作刀された当時の石切丸を新たに復元し、 その復元刀と箭及び矢筒を奉納することになったという。
 


今回、それに必要な一部資金の支援を受けるため、クラウドファンディングを実施する。作刀当時の石切丸の復元には、石切劔箭神社とゆかりが深く、2014年には最も権威のある「正宗賞」を受賞した奈良県無形文化財・無監査刀匠である河内 國平氏が作刀する。
 


なお、今回、 『刀剣乱舞-ONLINE-』も「刀剣文化の発展及び文化財を後世につなぐ」というプロジェクト主旨に共感し、 より多くの人の支援が得られるよう、全面的に協力するという。リターンについては特設サイトを確認してほしい。


・プロジェクト名
創建2677年 石切劔箭神社 復元 石切丸「刀剣奉納」プロジェクト
・プロジェクトオーナー
石切劔箭(いしきりつるぎや)神社
・募集期間
2019年3月26日(火)14時~2019年5月15日(水)
・目標金額
1,000万円


【石切劔箭神社 木積宮司メッセージ】


太刀 石切丸本歌を受け継いだ本来の姿の復元 石切丸を奉納し、 永遠に後世につないでいきたい。歴史を作る一員に参加をいただき、 皆さまと一緒に新しい歴史を作れたらと思います。


【刀匠 河内 國平氏のメッセージ】


石切丸本歌は、 ものすごい地鉄(じがね)がきれい。 たいへんな刀だと思う。 特に物打ち(ものうち)の地鉄の美しさは人間業 かなと思うほど。 ただ、 その地鉄も自然にできることはなく、 人間が作ったもの。 絶対できないものではない。 

現在所蔵されている石切丸は、 800年もの間研がれたことに よって、 刀剣の幅が約5mm研ぎ減り、 切っ先は約8mm短くなってしまっていることが明確です。 この点は作刀当時の石切丸と大きく変化している。 また、 区送り(まちおくり)されたことにより約3.3cm短くなってしまった刃長の違いも特徴的です。 
※物打ち(ものうち)・・・実際に刀で斬りつける時に中心的に使う部分
※区送り(まちおくり)・・・刀の寸法を短くすること


【ニトロプラス 代表取締役社長「刀剣乱舞-ONLINE-」原作プロデューサー小坂 崇氣氏メッセージ】


刀剣は作刀はもちろん、 管理や維持がとても大変なことであり、 費用もかかります。 これを長きにわたって後世に伝えていかなくてはならない現状があります。 ぜひ皆さまご協力お願いいたします。 
「刀剣乱舞」には刀剣から人の形に顕現した「刀剣男士」というキャラクターがおり、 その中で石切丸という刀剣男士が登場 いたします。 実は、 この刀剣男士の石切丸は、 石切劔箭神社様が所蔵されている太刀 石切丸がモチーフとなっております。 

刀剣は作刀はもちろん、 管理や維持がとても大変なことであり、 費用もかかります。 これを長きにわたって後世に伝えて いかなくてはならない現状があります。 今回のプロジェクトを通じて、 ご神刀の作刀、 奉納といった刀剣における役割や魅力を発信していくこと、 そして刀剣を維持管理していかなくてはならないため、 皆さまのご支援をいただくという活動がクラウドファンディングによってより多くの方々がご参加いただけたらうれしく思います。 また、 日頃からお世話になっている刀剣の魅力が伝わり、 そしてご恩返しになればと思っています 。 


 

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