NTT東日本、e-Sports分野へ事業展開 高速低遅延ネットワークの提供や通信ビルのイベント活用も

NTT東日本は、3月15日、e-Sports分野における事業展開を開始し、e-Sportsを通じた地域活性化を推進すると発表した。

具体的には、高品質で安定した通信ネットワーク、東日本エリア全域に保有する通信ビルのスペース等を活用し、「e-Sportsイベントや関連施設へのICT環境の提供」や「e-Sportsイベント受託」等に取り組んでいく。その第一歩として、カプコンが、3月21日に秋葉原で開催する、国内最大級の大会「ストリートファイターリーグpowered by RAGE」グランドファイナル大会(以下、グランドファイナル大会)に、ICTサプライヤとして参画する。

グランドファイナル大会では、弊社の閉域網とパブリッククラウドを活用し、宮城のパブリックビューイング会場へ模様を配信するほか、来場者向けに会場間を繋いだe-Sports対戦環境を構築する。閉域網とパブリッククラウドの接続には、同社が提供する「クラウドゲートウェイ アプリパッケージ」を活用し、安定かつ低遅延の映像配信を実現するという。

■展開する事業について

<e-Sportsイベントや関連施設へのICTソリューションの提供>
e-Sportsイベント会場やゲームセンター等の商業施設へ、高速低遅延の通信ネットワークや映像配信システムをはじめとする、弊社のICTソリューションを提供する。また、弊社サービスに留まらず、アクセラレータープログラム*にて連携している企業のサービスも合わせて提供するなど、最新の技術でe-Sportsを支える。

*NTT東日本の事業と、社会課題の解決やイノベーションをめざす企業のサービスを掛け合わせ、双方のビジネスを成長させるプログラムとなる。

<e-Sportsイベント受託>
事業者さまや自治体さまが、eSportsイベントを円滑に開催できるよう、イベント企画運営の支援等を行う。さらに、高速低遅延の通信ネットワークや必要機材のパッケージを提供するほか、通信ビルのスペースをイベント会場として提供する。