【ジャストシステム調査】スマートフォンで不快感を抱くのは「バナー広告より 動画広告」

ジャストシステム<4286>は、 マーケティングリサーチに関する情報サイト「Marketing Research Camp(マーケティング・リサーチ・キャンプ)」で、 ネットリサーチサービス「Fastask」を利用して実施した『動画&動画広告 月次定点調査(2019年1月度)』の結果を発表した。この調査は、 17歳~69歳の男女1,100名を対象にしている。また、 集計データとしてまとめた全68ページの調査結果レポートを、 「Marketing Research Camp」の自主調査レポートページから無料でダウンロード提供している。



【調査結果の概要】(プレスリリースより)
                             
■スマートフォンで不快感を抱くのは「バナー広告より、 動画広告」
1月にスマートフォンで「バナー広告(静止画の広告)」と「動画広告」の両方を見掛けた人のうち、 「動画広告より、 バナー広告に不快感を持った」人は10.9%、 「どちらも同じくらい不快だった」人は31.9%、 「バナー広告より、 動画広告に不快感を持った」人は18.7%でした。 「どちらも特に何も感じなかった」人も36.8%いる一方で、 「バナー広告」より「動画広告」に対して不快感を持つ人の方が多いことがわかりました。 
 


■「バナー広告」のエンゲージメント率は、 「動画コンテンツ視聴前後の動画広告」よりも高い
スマートフォンで見掛けた広告の中で、 「何らかの態度変容(エンゲージメント)につながった」と答えた人の割合※1が最も高かったのは、 「SNSなどのタイムラインに表示される動画広告」(32.3%)でした。 「動画コンテンツ視聴前に表示される動画広告」の場合は25.0%、 「動画コンテンツ視聴後に表示される動画広告」は26.0%、 「バナー広告(静止画の広告)」は29.6%でした。 「動画コンテンツ視聴前後に表示される動画広告」よりも、 「バナー広告」の方がエンゲージメント率が高いことがわかりました。 
 ※1 「購買やクリックなど何らかの行動につながった」「内容に興味を持った」の合計。 


■レシピ動画アプリの利用率トップは「クラシル」
レシピ動画アプリを利用している人に、 利用中のアプリを聞いたところ、 「クラシル」が最も多く(50.0%)、 次いで「DELISH KITCHEN」(45.6%)、 「cookpadTV」(35.3%)でした。 「クラシル」は2018年1月度調査(48.0%)と比べて2ポイント伸長し、 2019年1月度調査では最も利用されているレシピ動画アプリとなりました。 

 
■10代の4割以上が「動画編集アプリ」を利用中
スマートフォンで撮影した動画にフィルタの適用やシーンの切り取りなどといった編集が行える「動画編集アプリ」を利用している人は17.3%でした。 年代別に見てみると、 10代(45.3%)、 20代(30.1%)、 30代(14.6%)、 40代(9.6%)、 50代(7.0%)、 60代(5.1%)と、 特に10代、 20代における利用率の高さが目立ちました。 
※「頻繁に利用する」「ときどき利用する」の合計。