モンスター・ラボ、総額約24億円の資金調達 欧米でのM&Aやアジア圏内での体制強化が目的

モンスター・ラボは、2月21日、Fenox Venture Capital、DGインキュベーション、シグマクシス<6088>などを引受先とした第三者割当増資と、山陰合同銀行などからの融資により、総額約24億円*の資金調達を実施したと発表した。また、シグマクシスとは資本参加と同時に業務提携も行った。
*調達は2018年7月から2019年1月までの累計

同社は今回の資金調達の目的として、欧米でのM&Aの加速、およびアジア圏内での体制強化を図り、現在の欧州(デンマーク・イギリス・オランダ・チェコ・ドイツ・ウクライナ)・アジア(日本・シンガポール・中国・フィリピン・ベトナム・バングラデシュ・タイ)を含む、世界3大経済圏での事業展開を考えてのことだという。

これを機に、日本企業のグローバル展開(ローカライズ及びマーケティング)の支援、および海外市場からの先端テクノロジーやデジタルプロダクトなどの導入を実施するとのこと。
 
またシグマクシスとの業務提携開始の背景として、同社のもつビジネスコンサルティング、およびデジタルトランスフォーメーションにおける知見と、当社が強みとするデジタルプロダクト開発をシームレスに提供することで、両社の持つクライアントに対し新たな顧客価値創造を実現できると考え、提携を開始した。また、新たなテクノロジー領域におけるR&Dも視野にいれて検討を進めていくと、説明している。

 
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