イー・ガーディアン、ゲームのチート行為の原因となる脆弱性などの検証・診断を行う「チート・ボット対策セキュリティ診断サービス」を開始

イー・ガーディアン<6050>は、グループ会社EGセキュアソリューションズとトラネルが連携し、ゲームのチート行為の原因となる脆弱性などの検証・診断を行う「チート・ボット対策セキュリティ診断サービス」を2月19日より開始した。

現在、ゲームユーザーがオンラインゲームを有利に進めるため、データやプログラムを不正に改ざんし、ゲーム内通貨やアイテムを増やしたりキャラクターのレベルを急激に上げたりする“チート行為”、マクロなどの自動化ツールを利用し24時間動き続ける“ボット行為”が横行している。空き時間に効率良くゲームを進めたいなどの理由で、チート行為に手を染める違反者が後を絶たず、ゲーム会社の対策や警察の摘発にもかかわらず「いたちごっこ」が続き、社会問題となっている。

特に、多くのユーザが接続しひとつのゲーム世界が共有されているオンラインゲームにおいて、チート行為は、ゲームバランスを崩壊させてしまう可能性を孕んでいる。適切な対策が取られない場合、満足度の低下などのユーザ離れに繋がり、ゲームタイトル自体の存続や企業の収益に大きな損害を与えることから、業界全体の課題となっている。

このような状況を受け、イー・ガーディアンは、長年に渡るWebアプリケーションの脆弱性診断で培ったEGセキュアソリューションズのノウハウと、多数のゲームアプリのデバッグ実績のあるトラネルのノウハウを活用し、ゲーム機能にチート行為を可能にする脆弱性がないかなどの検証・診断を行う「チート・ボット対策セキュリティ診断サービス」を提供する。

本サービスは、オンラインゲームを熟知したエンジニアによる対象ゲームの特徴を踏まえた攻撃者目線での診断や、実際にゲームをプレイしながらケースに応じたきめ細やかかつ柔軟性を持った対応を特徴としている。検証後は、脆弱性の報告だけでなく、リスク評価や対策方法などを含む目的用途に合わせたレポートの提出や、サーバ設定等を診断するプラットフォーム診断などにも幅広く対応する。

本サービスの提供により、チート行為がもたらす社会問題の解決に寄与するとともに、ゲーム業界全体の健全化に貢献していく方針だ。



 
イー・ガーディアン株式会社
https://www.e-guardian.co.jp/

会社情報

会社名
イー・ガーディアン株式会社
設立
1998年5月
代表者
代表取締役社長 高谷 康久
決算期
9月
直近業績
売上高117億5200万円、営業利益22億7200万円、経常利益23億1400万円、最終利益16億8900万円(2022年9月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
6050
企業データを見る