GMO、2018年12月期は207億円の最終赤字に ネットインフラと金融好調もマイニング事業の再構築で353億円の特損

GMOインターネット<9449>は、本日(2月12日)、2018年12月通期の連結決算を発表し、売上高1851億円(前の期比20.0%増)、営業利益217億円(同23.5%増)、経常利益191億円(同10.5%増)、最終損益207億円の赤字(前の期の実績は80億円の黒字)となった。最終赤字が大きな赤字となったが、これは仮想通貨のマイニング事業の再構築に伴う特別損失を計上したことによる。

 


インターネットインフラ事業で決済事業・セキュリティ事業をはじめ各事業が好調に推移したことに加え、インターネット金融事業で主力商材である店頭 FX の取引高は前年同期を下回ったものの、ビッグデータ解析による収益率の改善が進んだ、としている。両事業とも最高業績を更新した。

一方、仮想通貨マイニング事業で、仮想通貨価格の下落、想定を上回るグローバルハッシュレートの上昇という事業環境の変化を踏まえ、事業の再構築に伴う特別損失353億8500万円を計上した。
GMOインターネットグループ株式会社
http://www.gmo.jp/

会社情報

会社名
GMOインターネットグループ株式会社
設立
1991年5月
代表者
代表取締役会長兼社長・グループ代表 熊谷 正寿
決算期
12月
直近業績
売上高2456億9600万円、営業利益437億4600万円、経常利益460億2500万円、最終利益132億900万円(2022年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
9449
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