【ゲーム株概況(12/7)】ネクソンが大幅反発…中国向けタイトルの活発化で認可問題の懸念が後退 アカツキとガーラは新作配信による材料出尽くしに

12月7日の東京株式市場では、日経平均株価は4日ぶりに反発し、前日比177.06円高の2万1678.68円で取引を終えた。前日までの3日間で1000円超の下落となっていたこともあり、見直し機運が高まり、内需関連株を中心に買われる展開となった。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、ネクソン<3659>が大幅反発したほか、マイネット<3928>やLINE<3938>なども高い。ネクソンは、直近でグリー<3632>の『アナザーエデン 時空を超える猫』の中国本土向け事前登録が開始されるなど、中国でのスマホゲームの動きが出始めてきたことで、中国のゲーム認可問題の懸念が杞憂に終わるのではとの見方が広がっているようだ。

ほか、任天堂<7974>やカプコン<9697>など大手ゲーム株の一角も買われた。

半面、エクストリーム<6033>が反落し、アカツキ<3932>とガーラ<4777>も新作リリースによる目先材料出尽くし感から売られた。gumi<3903>も大引け後に発表が予定されていた決算への警戒感からさえない。


■関連銘柄
株式会社ネクソン
http://www.nexon.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ネクソン
設立
2002年12月
代表者
代表取締役社長 イ・ジョンホン(李 政憲)/代表取締役CFO 植村 士朗
決算期
12月
直近業績
売上収益4233億5600万円、営業利益1347億4500万円、最終利益706億0900万円(2023年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3659
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