【ゲーム株概況(12/6)】エクストリームが異彩高…スマホ版『ラングリッサー』の配信許諾エリア拡大で スクエニHDとアカツキは材料出尽くしに

12月6日の東京株式市場では、日経平均株価は3日続落となり、前日比417.71円安の2万1501.62円で取引を終えた。中国の通信機器大手ファーウェイの幹部が米国の要請を受けてカナダで逮捕されたことが伝わり、米中の貿易摩擦問題への警戒感が強まった。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、全体に弱含みの推移の中でエクストリーム<6033>が異彩高となった。エクストリームは、スマホ版『ラングリッサー』について、開発・配信を行う天津紫龍奇点互動娯楽と日本・EU 加盟国・イギリス・オーストラリア・ニュージーランドを配信許諾エリアとしたライセンス契約を締結したと発表したことが株価の刺激材料となったようだ。

また、本日13時に子会社ガーラジャパンが新作『FOX-Flame Of Xenocide-』の正式サービスを開始したガーラのほか、マイネット<3928>やバンク・オブ・イノベーション<4393>などがしっかり。

中国へのIP許諾への連想買いもあり、日本ファルコム<3723>も買われた。

半面、スクウェア・エニックスHD<9684>や任天堂<7974>が売られ、アカツキ<3932>の下げもきつい。スクエニHDとアカツキは、新作『ロマンシング サガ リ・ユニバース』が本日よりサービス開始となったものの、目先の材料出尽くしとみた売り物に押される格好となっているようだ。


■関連銘柄
株式会社エクストリーム
https://www.e-xtreme.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社エクストリーム
設立
2005年5月
代表者
代表取締役社長CEO 佐藤 昌平
決算期
3月
直近業績
売上高88億1600万円、営業利益10億2400万円、経常利益11億7400万円、最終利益8億1400万円(2023年3月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
6033
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