【ゲーム株概況(12/3)】gumiが急動意見せる…スクエニの新作の共同開発発表で シリコンスタジオが大幅反発 LINEやカヤックなどが売られる

12月3日の東京株式市場では、日経平均株価は7日続伸し、前日比223.70円高の2万2574.76円で取引を終えた。12月1日に開催された米中首脳会談で、来年発動予定としていた中国製品への追加関税の猶予が決定したことで、両国の貿易摩擦問題への懸念が後退し、朝方から買い物が先行した。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、gumi<3903>が一時850円まで買われるなど急動意を見せた。gumiは、スクウェア・エニックスが本日発表した新作『WAR OF THE VISIONS ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス 幻影戦争』の共同開発を行っていることが明らかになったことが株価の刺激材料となったようだ。

ほか、アカツキ<3932>やマイネット<3928>、アエリア<3758>なども買われた。

周辺株では、ポストエフェクトミドルウェア『YEBIS 3(エビス 3)』が Nintendo Switch向けゲームソフト『ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ』と『ポケットモンスター Let's Go! イーブイ』に採用されたことを発表したシリコンスタジオ<3907>が大幅反発した。

半面、LINE<3938>やエクストリーム<6033>、カヤック<3904>などが安く、ミクシィ<2121>やコロプラ<3668>など主力株の一角もさえない。


■関連銘柄


 
株式会社gumi
http://gu3.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社gumi
設立
2007年6月
代表者
川本 寛之
決算期
4月
直近業績
売上高160億0900万円、営業利益4億4700万円、経常損益1900万円の赤字、最終利益4億4500万円(2023年4月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3903
企業データを見る