シリコンスタジオ、3Qは売上高19%減、8.3億円の営業赤字を計上 コンテンツ事業売却に伴う特別利益5400万円を計上

シリコンスタジオ<3907>は、10月5日、2018年11月期の第3四半期累計(12~8月)の連結決算を発表、売上高36億9400万円(前年同期比19.2%減)、営業損益8億3100万円の赤字(前年同期8億7700万円の赤字)、経常損益8億9300万円の赤字(同8億1000万円の赤字)、最終損益7億4900万円の赤字(同4億4300万円の赤字)となった。

なお、最終損益には特別利益として関係会社株式売却益5400万円を計上している。
 

各セグメントごとの状況は以下の通り。

①開発推進・支援事業…売上高20億8500万円(前年同期比4.8%減)、セグメント利益5600万円(前年同期2億5300万円の赤字)
ミドルウェアライセンス販売においては、大型案件の獲得もあり、計画を上回り好調に推移した。注力分野である自動車業界向け事業の売上高については、計画通り順調に推移したが、一部の開発案件において、開発期間の長期化の影響などで売上が伸び悩み、減収となった。また、長期化案件の開発費用増加分につき受注損失引当金を計上したが、高採算案件もあったことで増益となった。

②コンテンツ事業…売上高3億2462万円(同75.2%減)、セグメント損益7億4100万円の赤字(前年同期4億2700万円の赤字)
第3四半期連結会計期間においてコンテンツ事業を売却した影響で大幅な減収となった。

③人材事業…売上高12億8400万円(同19.8%増)、セグメント利益2億8100万円(同29.3%増)
第3四半期連結累計期間における派遣先企業で稼働中の一般派遣労働者数は延べ2,297名、有料職業紹介の成約実績数は182名となった。

なお、2018年11月期通期の予想は、売上高50億8900万円(前期比16.8%減)、営業損益8億5000万円の赤字、経常損益9億円の赤字、最終損益7億6500万円の赤字の見込み。
 
シリコンスタジオ株式会社
http://www.siliconstudio.co.jp

会社情報

会社名
シリコンスタジオ株式会社
設立
2000年1月
代表者
代表取締役社長 梶谷 眞一郎
決算期
11月
直近業績
売上高45億5400万円、営業利益2億3800万円、経常利益2億4600万円、最終利益2億円(2023年11月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3907
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